作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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literal

 完備
 8   1096.2   0   0 

きみに贈る言葉はふつうの言葉でなければい けない。けれど今ぼくの書く言葉には比喩が ある。イメージもあるし、飛躍もある。だか らまだきみにあげられないんだ。もしがっか りさせてしまっているのならば、ごめんね。 ぼくはきみが好きだと伝えたいだけなのに、......


作成日時 2017-12-10

Bの鉛筆

 m.tasaki
 8   1004.7   0   0 

Bの鉛筆が立っている 何もない白い部屋にある 灰色の机の上に メーカー品ではない どこかのプライベート・ブランドの 透明なニスが塗られだけで 肌色の木目が見えている Bの鉛筆が一本だけ立っていて 電動の鉛筆削りで削られたであろう その鈍く......


作成日時 2017-12-02

最終判決

 湯煙
 8   917.1   0   0 

《善罪》  美味い  満腹刑。 《接着罪》  近すぎる  熱湯刑。 《木罪》  便利  伐採刑。 《錠罪》  拘りすぎ  溶解刑。 《散罪》  貯蓄が底をついた  ......


作成日時 2017-12-03

お菓子な心

 黒髪
 5   902.6   0   0 

お菓子で出来てるような心なんだ 人に追従してばかり 上辺だけのきれいごとを言って 自分ばかりを目標にしている お菓子を食べよう 何が目的だったかを忘れて 一人置いてけぼり みんなどこかへ行ってしまったんだ 草の中に兵士の落とした帽子 背の......


作成日時 2017-12-04

幸福な一日の終わり

 霜田明
 3   987.3   0   0 

なにも考えることのなかった 幸福な一日の終わり 幸福な夜の軒先に 何かを伝えようとすることが 静かな言葉では難しい 街の鉄くずを拾い集めても こんな夜では値段がつかない 着飾って歩けばきっと嘲笑われる 電線が切れて垂れ下がっている ......


作成日時 2017-12-09

冷たい青

 白犬
 4   966.3   0   0 

海は捻れている 記憶の中の海は 何故だかいつも灰色の空から 雨が落ちている 「じゅんかん」 と君は呟いて 漣の音に 和毛に覆われた 猫の耳を澄ました 月の引力 波の満ち引き、その1度、1度は 根源的な事象な......


作成日時 2017-12-03

回送

 徐々にでいいから
 2   859.2   0   0 

乗客のいない列車が こちらから あちらのほうに 消えていく 誰ひとりいないというのに 僕から ずっと 遠くのほうにいってしまうことが 頭で理解出来ないように 絵を眺めるように かなしみって あの列車のことかも知れない 大切な遺失......


作成日時 2017-12-04

赤い川

 三浦果実
 10   1105.5   0   0 

完全なるものが鬱陶しい 語られるほどに 無能な川底を回る魚のようで 湧き水を汲みに行った先 おねえちゃんがいう 「完全なるものは三千世界といってね」 「完全なるものは死なないんだね」 と意地悪に返した 髪が抜けて鬘をしたおねえちゃんは ......


作成日時 2017-12-04
投稿作品数: 107