作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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君に告ぐ

 伊丹真
 5   1667.6   0   0 

今 この右手に触れるものを 決して放してはいけないよ その胸に挿したフリージアの 鮮やかな枯れる匂いも気配も 右に押せば左が動き のらねこは わぁ、と鳴いて今、 たまらなく胸をかかえる、 この今、 見るもの全てが美しく映る今日に ......


現代詩
作成日時 2020-03-29

夢幻灯

 紅枝 渓依
 6   1254.8   0   0 

独り過ごす夜が もう一度淡く色づいて 落としたまぶたに 儚い安らぎを置き添えてなお 瞳の奥に押し込んだ情動が、絶えずあなたの夢を見せてやまない 場末の劇場で観た、陳腐な活動写真のように 擦り切れたイメージのどこを切り取っても、 それは些末......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-04-08

たいしたことである

 藤 一紀
 2   1603.0   0   0 
<批評対象作品>
春風に吹かれてる

縦長の紙の中央に鋭く吐き出された呼吸のような筆致で一本の枯木が描かれている。その頂には一羽の鵙(モズ)が羽をたたんでとまっていて、下方を見ている。図形化すれば、一本の垂直に引かれた細長い線の上に大きな丸という構図だ。そして、その線のやや高いところを上に向かって......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-04-07

喪失だけ

 ふわふわの象
 0   991.6   0   0 

吐き捨てられた唾の眩しさに目を瞑る ギラギラ下品に光ってた かつてのあたしのように 抵抗をしなくなったんじゃなくて、 できなくなったんだ。 拒絶をしなくなったんじゃなくて、 できなくなったんだ。 土埃でよごれた、わたしのいとしい太陽 か......


現代詩
作成日時 2020-04-07

吸血鬼

 萩原 學
 2   1342.3   0   0 

ブレーキのない自転車で普通に坂を下るのは無謀と言える でも後ろからついてくる物があって全力で漕いでも離れなかったらどうしよう 自分の足以外にも頼もしい動力が欲しいところだが 買ったばかりのロケットも壊れてしまって修理に出したところで 修道院の僧侶だって......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-03-03

こっちにおいで

 こうだたけみ
 3   3748.1   0   0 

手の鳴るほうへって呼ぶ鬼が村人のキリキリ舞いを笑う 満開の桜の花の下には涯がないのに風、はりつめていますの 安吾にだって負けないくらい暗いくらいcry 汚部屋の壁に寄りかかってる鼻にかかってる 鼻にカケている? そんな高くないくせに鼻、より団子っぱな ......


現代詩 動画 受賞作
作成日時 2020-03-31

カフカフカフカ

 宝塚橋乃
 1   1610.2   0   0 

バナナフィッシュに うってつけの日 だけを読むに うってつけの日 トイレから もどるたび 自動扉が開き (木に向かって なにか ヘンなこと?) カフカ フカフカ コーヒーの冷めて しまわぬうちに 隣の男たちの 話を......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-04-03

風に吹かれて

 ほば
 4   1383.1   0   0 

今日もたくさん答えを出して 提出されたようですね、私といえば 考えたり転がったりぼんやりしたり 道に迷ってしまうまえに歩き出しもしない 落第ですね、あなたはご出世されますよ 雨に打たれ胸に穴が空いちゃいまして その理由を考えて、問いかけてばかり......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-04-04
投稿作品数: 8528