作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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平成16年5月、初めての贈り物

 森本ヒレタカ
 1   1116.3   0   0 

  「じゃーん、『彩音(あやね)』、これどう?」 「…それ、あんたが中学の時に好きやった子の名前やないの」 「覚えてた?」 「覚えてへんと思てた?」 「ごめん、これは冗談。本命はこっち、『皐月(さつき)』!」 「5月生まれやから......


現代詩
作成日時 2020-05-05

あまりに雲をみている

 ふじりゅう
 6   1561.2   0   0 

重力に左右される泡も ほっ と失う ふっ と抱きしめられたら 脊髄が離れたくなる 赤だか 青だか 緑だかの こんごうぶつ を 人はなぜだか にじ と呼ぶ それを 逃がすのはいつも こどもたち よろこぶのも いたずらも 雲をあまりに......


現代詩
作成日時 2020-04-04

四月の切り取り線、あるいはのりしろ

 こうだたけみ
 5   1479.3   0   0 

 三カ月おきの治療の日。開門直後の大学病院の入口はCOVID-19のせいで厳戒態勢だったけれど、中に入ってしまえば患者のほうが少なくてのんびりした空気。入院での手術も行なっているようだ。この時期にはいつも研修の人がいるから、今日は主治医の後ろの丸椅子の上に若い......


現代詩
作成日時 2020-04-29

信号が青になったら渡る歩行者のように

 stereotype2085
 5   1510.3   0   0 

「信号が青になったら渡る歩行者のように」 友人がくれたのは誰も知らない作家の本だった 栞は主人公の恋人が俯いて目を伏せた125ページ目に挟まれたままで どうやら僕は どうやら僕は 何度生まれ変わっても 何度生まれ変わっても 変われない 変わらないら......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-05-02

求め人

 小説書き123456
 5   1548.2   2   0 

とっぷりと夜は更けていきますとふと 煩わしく思ってしまうのです。 照明もテレビの音、りんとなく虫の声 うるさくて うざったくて 不必要に思え、そして何か責められているような気がする その全てを消して、私は部屋の真ん中に…いいえそ......


現代詩
作成日時 2020-04-05

徒然(短歌)

 GUIN
 2   1218.5   1   0 

永遠夢む若き眼に祝福を 其は彼を神たらしむ作法 茫洋を確かめるんだいま一人蕩れる指さき空にひたして 吸い込みて金木犀の甘い夢微睡む鳩とデュシャンの便器 ......


現代詩
作成日時 2020-05-02

世明け

 トビラ
 0   1107.7   0   0 

君が 君が笑っていられる 明日がほしかった 君が大好きな家族におはようって言える 明日がほしかった 君が大好きな友だちと他愛ない話で盛り上がる 帰り道がほしかった 君が大好きな人と恋をする ニヤける明日がほしかった くり返す やり直......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-05-01

月ふれぬうちに

 紅枝 渓依
 2   1077.6   0   0 

薄紫の光が部屋に差し込んで、あなたに似た春の匂いを連れてくる 手を伸ばした窓の冷たさすら、あなたの面影に感じられて たまらなくなったから 待宵月の うらぶれた白い顔と目が合った それは、今の私によく似ていた  そんな......


現代詩
作成日時 2020-04-30
投稿作品数: 8528