哀しみを越えて - B-REVIEW
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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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哀しみを越えて    

暗がりの海を漂い続ける困難な襤褸船 我が瞼を閉じその悲愴を哀れみ 後悔のよぎる姿を静観している私風情は 後先にも立たない幻しだ 幽けし未来が迫っていると 我が心の思いの丈を生きる今日 土砂降りの雨も何時かは止むぞと 希求するこの時、此処は我が労働の地よ 嗚々、粗末な物置小屋で 洋書を拝読する私の慣習と そこには連ねている寂しき歌 手前にはcoffeeを添えて 海原の藻屑と成りかけているこの時にも 私はそんな独り立つゆめを見て 堕落に寛容な我が綱を 手繰り寄せる試行錯誤は砂糖の甘さだ 然りとて我が人生のひとさしの花 襤褸船は狂風を浴び我が髪をなびかせて! 必死にこの時に抗いながら 永劫の目的に向かって 確かに挑み続ければ 我が身の世界は 絶対に変わって見えている筈だろうよ 野良犬の様な生活を送っている私にも 私の心の平和を祈念する事が 出来るだけの慈愛が存するのだ この哀しみだけの世界は 応戦の我が身の宛どなしけれど 意志事情で変えられるだろうとも


哀しみを越えて ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 0
P V 数 : 1237.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 10

作成日時 2020-05-01
コメント日時 2020-05-01
#現代詩
項目全期間(2025/04/14現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧33
音韻00
構成22
総合ポイント1010
 平均値  中央値 
叙情性44
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧33
音韻00
構成22
総合1010
閲覧指数:1237.6
2025/04/14 16時30分34秒現在
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