作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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雪国

 鯖詰缶太郎
 18   1825.6   5   1 

どうにも 嘘が   下手すぎる 赤ずきんちゃんの時点で 射殺されるオオカミが増えている 俺は 日本酒を   かっくらいながら 商店街を歩いている どいつも こいつも  激安気取りやがって 外車がつっこんで こねえかなあと 思......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-01-27

二重線

 トビラ
 8   843.7   1   1 

雨が降る、十二時の長針の上 赤い流星と黄色の音符 ふたつの意思が結婚式を挙げる 白い祝日は 透き通る幽霊たちの歌で始まる 今日はウツボカズラの休日 塞がっていた穴の開く朝 べこべこな薬缶に花が供えられ きれいな声がよく町に響く マリン......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-07

ピンク考(フェミニズムのドキュメンタリーを見た後で)

 湖湖
 0   542.8   1   0 

ねえピンク 若い頃おまえが嫌いだった 父と青年たちに踏みにじられた若者時代は今も 記憶のなかで燃えてキナ臭く燻る おまえの甘ったるさを自分の許せない甘さ、弱さの露呈として それは少女が不幸せな時 ピンクを好きになるとオバサンよ そんな切ないトーク......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-18

暗渠

 入間しゅか
 16   1583.3   1   1 

瞼の裏側に夢があるのならば 夢の表側にはなにがあるのか 考えている見つめている暗渠 をこの目で見てみたいと探し 歩いた幼子に暗渠とはなにか 言葉を尽くすことの無力さを 知るとどのつまり目に見えな いものを見るために瞼がある のだと言える夢の表側......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-02

33回転

 古銭好き
 5   644.2   0   1 

針を 「つぅ…」 と落とす 5ミリの静寂。 だが、私の鼓膜は音を記録し始めた 輝かしい舞台のリハーサル 滑らかに歩みを進める…。 糸につままれた操り人形よ 私の視線は焦れはじめている。 彼は今、......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-13

火をください

 湖湖
 3   635.6   0   1 

冬枯れの並木道を裸ん坊の枝枝が指を伸ばす 朝の光が誰のためか未来を歌い 枝枝に金のリボンを結ぶ約束の糸よ 朝の霜をザクザクと踏みしめて暫しの散歩 手編みのセーターを着たダックスフントが得意そうに 飼い主を引っ張ってグイグイゆくのに微笑んだりして ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-11

クロス・ゲームの手紙

 熊倉ミハイ
 8   836.2   0   0 

拝啓、エアコン 君の瞼は飛行機の羽根のようには光らない それでも夜のほくろを払いながら、春雨を報せてくれる、 黄色い太陽を点滅させる度量に、私の愛の腕時計を授けたい そんな想いを、真に生ごみだと信じてる 憐れみに刺繍された私は歩きづらくなること、知っ......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-02-10

夢見るなら怒濤の雨垂れも

 湖湖
 14   1314.5   2   4 

夢見るなら怒濤の雨垂れも愛し子あやすようにあれ 振り子が揺れている 私は悪魔と聖人を睨み善悪の岸辺を往き来した 船頭の櫂をこぐ握りこぶしの汗と労苦を我が物に 涙雨、氷雨、奪われる体の熱、 人生への熱意よ 遠くで風のように旅の自由と落はくが微......


現代詩 縦書き
作成日時 2024-01-28
投稿作品数: 3355