作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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あの

 磁界の中心
 1   1194.4   0   0 

全身へ行く信号に拍車をかける 私が未知へ行くことを告げる よって、動け。と 振り絞った勇気を万丈に放ち 地面を蹴りつけあわや飛ぶまで 肩を羽で叩く 目を合わせる 空虚の後に空気を揺らす あなたが好きです。と......


現代詩
作成日時 2020-07-16

 あん
 2   1481.2   0   0 

夏、傷だらけだった 恋も、終わる 愛、嘘と純がひとつになって 虚像は、罪 火照り 陽炎に抱かれて 内も外も、肌 焼かれるような 真夏の夜の夢、 脳と意識も甘く焼かれて白煙香り ねじれる身体と、菖蒲の花 何故、あなたも、夏の終わりが来る......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-13

猫の挽歌

 ネン
 4   1332.3   0   0 

悲しみなら知っている 孤独の内で始まった けだものの荒い息遣いは まだ柔らかな皮膜に阻まれ 前世の名残りを 振り捨てて産声を上げる 彼らがついに母になったことに 一番喜びを感じているのは 何も産みやしなかった したっぱの小悪党 誰からも......


現代詩
作成日時 2020-07-16

秋を待つ人

 磁界の中心
 1   1449.3   1   0 

白色への低温沸騰より間もなく時は裁断される 思いもよらぬ風が部屋に舞う 次第に部屋はその匂いで満たされて 空を縫う疾風 乾氷が水に入って息をする 間もなくその穏やかな霧は吹き上がり 不可視へのシームレスな息吹 時が光景を普段へと押し流......


現代詩
作成日時 2020-06-26

消想

 ねむこっとん
 0   900.2   0   0 

もう何も始まらない 私の気持ちからは… どうでもいいと思いたい 思えないなら 思いたくないと 思いたかった 陽だまりを感じると どうして 全てが あなたまで穏やかに微笑(わら)うのだろう そん......


現代詩
作成日時 2020-07-19

cut dead and more

 白犬
 1   1341.1   0   0 

目眩のような音楽 朝4時の鱗を纏って 浮遊 と 落下 私が無数 沸く 萎れる 殺し続けた私の残骸とだんす 重力と鏡と嘘の中で 皆 手を繋ぎたくて? (皆 で ) 朝4時の冷たい魚 ちめたいからだ ぎんいろに光る きんいろの貴......


現代詩
作成日時 2020-07-10

詩を作るということについての一省察

 白目巳之三郎
 21   2471.1   1   0 

詩を作るということについての一省察  全く無感覚な人間どもの遠吠えが  臆面もなく響き渡る世の中で  俺は死骸を一つ見つけた  縮こまり暖かく純粋で  開かれたまなこは木々の揺らぎ  まるで赤子のよう  やわらかい頬がふん......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-06

うつろな夏

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蝉が鳴き、夏は盛りに、亡者となつたわたしには、この夏が、とわにまわると思われた。 うつろうつろに、地面を見やる、蝶の死骸に、蟻の群れ。 紫の、美しい羽、下卑た手々が、引きちぎる。 蝶は、舞のとき、細心に美を演出していたにちがいない。こと切れる......


現代詩
作成日時 2020-07-15
投稿作品数: 8528