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秋を待つ人
白色への低温沸騰より間もなく時は裁断される 思いもよらぬ風が部屋に舞う 次第に部屋はその匂いで満たされて 空を縫う疾風 乾氷が水に入って息をする 間もなくその穏やかな霧は吹き上がり 不可視へのシームレスな息吹 時が光景を普段へと押し流す 気流は解れ霧は在るべく満つ またtime goes on
秋を待つ人 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1341.3
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-06-26
コメント日時 2020-07-20
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
不思議な詩だなぁ、と思いました。これ、と明確な読解は出来ないのに(少なくとも僕では) time goes on、時が経つ、と書かれているのに納得してしまう。ドライアイスが息をしている、ことや部屋が匂いに満たされていく描写に明らかな動きを感じるからでしょうか。 低温沸騰と白、時間が裁断と読んだとき一瞬、圧力釜で時短料理をしてるのか、などと連想しましたが、思いもよらぬ風に繋がらなくてわからなくなってしまいました。 しかし、タイトルもしっくり来て気持ちいい詩です。
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