作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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春の夜

 えんがわ
 4   301.6   0   1 

5万円もしたゲーミングチェアに眠るネコはもう80歳 なでるとぼくの方を向いてそれから肉球を舐める ぬるま湯の温度に変わった窓からは夜の空気 冬眠から冷めたかのように暴走族の高鳴りが響く しましまのネコはつぶらな瞳で僕にあまがみ それからくぅぅと鳴き ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-13

ウナギの寝床

 えんがわ
 24   1038.0   0   1 

地図では指させない何処かで、読み取れない暖簾をくぐり、 誰とも知れない職人が焼いたウナギを食べて、「美味しいな」と口にする。 そして場所も名前も親方も未来か過去かも知れないあなたの目の前には、きっとウナギがあって、 あなたも「美味しい」と言ってくれた......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-19

見る夢の数をおしえて

 高橋髙橋
 5   568.9   0   6 

水泡、 雨期には与える名もなく ただ空回りの(B面) 手繰りよせる等高線と かぎりなく白ばんでゆく 島のかげ、に 目伏せ、とする 幽かな暗喩はもろい と、 言ったあなたの言葉が 数えられるうちの音楽に 葉脈を正した バターロールが い......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2025-03-09

凍る街

 白川 山雨人
 13   843.3   0   1 

冬に春が混じりはじめて 雪なのか雨なのかわからない 崩れそうな水晶たちが 纏うもののない樹々に 雫を羅列していく 陰鬱な曇天を反射してくすむ涙は 街のさざめきでふるえている 小さなオルゴールは霧の帳を放ち 街を閉じ込める かためら......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-25

コピー。

 田中宏輔
 13   808.4   2   4 

 手をコピーする。左手をコピーして、右手を コピーする。腕をコピーする。左腕をコピーし て、右腕をコピーする。顔をコピーする。光を 見ないように、目をつむってコピーする。肩と 胸をコピーする。服を着たまま、コピー機の上 に胸をのせてスイッチを入れる。......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-08

陽の埋葬

 田中宏輔
 6   530.9   0   2 

目の前に一本の道が現われた。 この道を行けば、海に出る。 ほら、かすかに波の音が聞こえる。 見えてきた。 海だ。 だれもいない。 天使の耳が落ちていた。 また、触れるまえに毀れてしまった。 錘のなかに海が沈む。 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-03-08

シュール作品集。難き人の、なんだか分からない劇場

 万太郎
 3   404.9   0   1 

(解説:少年時代から、一人遊びの好きな子供でした。小学生の時、一人で独創によるアルファベットをイメージした文字を並べて書いて、それっぽく読めたのを見て『自分は、天才だ』と思い、母に見せたらこっぴどく怒られました。異次元を体験したい。見たことのないものが見たいと......


現代詩 動画 縦書き
作成日時 2025-03-09

ド・ゴールの遺言

 stereotype2085
 13   1103.1   0   2 

粒々の憂うつが、 君の肌を爪と一緒になぞる。 割ったオレンジの果肉からは、 何にも染まらない流星群が、 零れ落ちてくる。蛇口から覗いたのは漆黒。 プツリと切れるノイズ音、お腹が空いた? それとも静かに眠らせてほしい? 僕が妙に優しいのは、狂った野......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-02-14
投稿作品数: 3354