作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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外灯に焼かれて死んだ虫

 斉藤木馬
 9   1727.0   0   1 

  外灯に焼かれて死んだ虫 無言を口ずさんでる 目や耳ならふたつもあるのに あなたの口ははんぶんつ  日に   日に 面差しが似ていく 小銭を打ち鳴らす足取りに 剥き身にされた肩口 生えそろう前に抜けてく永久歯 誰も彼もその......


現代詩 画像 縦書き
作成日時 2020-12-21

水晶万華鏡

 杜 琴乃
 0   1300.9   1   0 

空を覗いて 宝島を探すなら 航路は 歌うわたしたちと そのための帰路だろう けれど美しい模様は 紅葉した葉が枝を離れる呆気なさで 先刻の美しい模様を 二度と思い出さない わたしは虚ろばかりを望遠する 澄んだ空に瑞々しく 柔らかい葉は脈......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-12-29

The 360

 水上 耀
 3   1886.2   0   1 

チャオプラヤを流れゆく営みに、きらびやかな魂が淀んでいる。 あの淀みこそが静脈のオリジンであれ、と心臓が願っている。 規則正しい願いを縁どるように、発光するガラス塊が生えている。 ビル群こそが結晶のオリジンで、だから街にも植生がある。 泡の中で宙吊......


現代詩
作成日時 2020-12-17

読むことすなわちPenséesそのもの

 文盲
 0   1110.1   1   0 
<批評対象作品>
詩の日めくり 二〇一四年十一月一日─三十一日

読書することは考えること、思考そのものである。筆者の思考の流れが、一文一文に息づいている。それは読むことによって、読み取ったそのものから連鎖する、無限の派生。 そもそも、なぜ私たちは書くのか。 それは読むことによって、書かれるものが生まれる。この順番は......


現代詩 批評 選評文
作成日時 2020-12-29

ディストピアンスノー

 やめました
 1   999.0   0   0 

雪の中、歌う子供と雪だるま。 その雪の中に死体があるとつゆ知らず。 落ちた雪は到着して都会に汚される。 そしてまた生まれ変わる。 私の掌の雪も消えてしまった。 寒い寒いと泣いている声が聞こえる。 雪はこんなに美しいのに。 どうして悲しいのだろ......


現代詩
作成日時 2020-12-28

いってらっしゃい

 こうだたけみ
 1   1124.7   0   0 

イッテラッシャイ、は留まる人の台詞。踏み出したいのにまだここにいて。動かなければそうと気づかれないまま緩やかに死へ向かえることさえ知っている。駅ビルの、安っぽいステンドグラスの中が一瞬だけ光に満たされて眩んだ目。もう何千回と通り過ぎているのになぜ今なのか。クリ......


現代詩
作成日時 2020-12-28

B♭→D

 早坂 純一
 5   1653.0   1   1 

1.昨日、君が見たという夢の木に   「果実はなっていたかい?」なんて   学者ぶってたずねても    俺らの関係、何ら進展はない。    でも君の夢の木にもし   果実が豊かに実っていたとすれば     それはきっと 俺らを笑っていることだろうな......


現代詩 動画
作成日時 2020-12-20

夜更けの沈黙

 野良 ○弧
 0   1097.5   0   0 

閉じる瞼の奥を、霧中の彩りが滲み、 婦女の姿は、浮かび揺れる、 哀れな私風情の、厳冬の風は来世の幻像、 街灯の下で、黙想に耽る瘋癲の、 寂しさの匂いは、近場の猫が、 靄る名残りを嗅いで、鳴いている、 月明かりの様な、都会の中で光る、 婦......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-27
投稿作品数: 8528