外灯に焼かれて死んだ虫 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

外灯に焼かれて死んだ虫    

  外灯に焼かれて死んだ虫 無言を口ずさんでる 目や耳ならふたつもあるのに あなたの口ははんぶんつ  日に   日に 面差しが似ていく 小銭を打ち鳴らす足取りに 剥き身にされた肩口 生えそろう前に抜けてく永久歯 誰も彼もその口を吸い すくい取ろうとした祈り。   反芻する(はんすうする) 代わってやりたい、 とは一体、どの口が言うかと吐き捨てたことがあった 不織布一枚、大した枷にもならねえし アンブロキソール、言葉なんて捨てちまうために 吐くんだ 捨てっちまう度に、吐く息 確かに らっきょう臭くて咽せちゃうんだけどさ Oh, it's smiling! 安心、するの      * あかぎれに浸透するアルコール 家族がまた、名前を失う 面影まるくこぼれ落ちてる なけなしの温度が奪われるみたいに それは今年も まつ毛から灯った



外灯に焼かれて死んだ虫 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 1725.4
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 18

作成日時 2020-12-21
コメント日時 2020-12-29
#現代詩 #画像 #縦書き
項目全期間(2025/04/06現在)投稿後10日間
叙情性44
前衛性11
可読性11
エンタメ55
技巧33
音韻00
構成44
総合ポイント1818
 平均値  中央値 
叙情性22
前衛性0.50.5
可読性0.50.5
 エンタメ2.52.5
技巧1.51.5
音韻00
構成22
総合99
閲覧指数:1725.4
2025/04/06 19時29分05秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

外灯に焼かれて死んだ虫 コメントセクション

コメント数(9)
鱗子(揶白)
作品へ
(2020-12-21)

もっと切迫して書けるのではないかと思いました。バランスの良い詩です。 自分の予想を遥か超える自分声があり、どこか心の底にうずくまってる感覚でした。 まだ一杯書いたら声が出せるかもしれません。

0
つつみ
作品へ
(2020-12-21)

口について魅力的なものを感じさせる詩だと思いました 無言を口ずさんでいる、という表現好きです 口とは不思議なものです。言葉を出したり食べたり飲んだりするし 吸ったり吐いたり、代わってやりたいと言ってみたり 口についての詩ってあまり見かけなくて とても好きだと思いました

抒情:3 前衛:1 可読:1 エンタメ:5 技巧:2 音韻:0 構成:4  
0
斉藤木馬
鱗子(揶白)さんへ
(2020-12-29)

コメントありがとうございました。 もっと声だけを出せるようになりたいです。

0
斉藤木馬
さんへ
(2020-12-29)

コメントありがとうございました。 もともと味がないのだろうと合点がいきました。

0
斉藤木馬
つつみさんへ
(2020-12-29)

コメントありがとうございました。 口は言葉なんか吐くからひとつしかないのだと思います。

0
白犬
作品へ
(2020-12-29)

ころなという世情の中で、作者個人の魅力と説得力をちゃんと持ちつつも、優しい味でした。見掛け倒しの愛情や優しさとは違うように見えます。らっきょうなんて出てきちゃいますが、母性とも父性ともつかぬ甘みを感じて私的にはとてもみるきーな味わいでした。最終連が特に惹かれました。

0
エイクピア
作品へ
(2020-12-30)

捨てっちまうで「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてつちまおか)」竹下しづの女の俳句を思い出しました。地蔵の画像からふと水子地蔵ではあるまいかと思ったのです。

0
斉藤木馬
白犬さんへ
(2021-01-17)

コメントありがとうございました。 優しい味と言ってもらえるのはとても嬉しいことでした。

0
斉藤木馬
エイクピアさんへ
(2021-01-17)

コメントありがとうございました。 その句を知らなかったので調べました。なるほどと思います。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 3