作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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アラバマ物語

 妻咲邦香
 15   2533.9   2   6 

犬はそれを見て「アラバマ」と言いました。 逃げる事のなかった自らの証として 、    むかしむかしあるとこ    ろにおじいさんとおば    あさんとおばあさんが    すんでいました。(水    蒸気爆発)おじいさん    はやまへし......


現代詩
作成日時 2021-07-03

或る秋天

 アンチアスファルトマン
 9   1209.6   1   1 

すっぽりと落ちていってしまいそうな、穴のように見える空が雲の合間に見えることがあって、それは大抵とても深く、殴りつけるような紺青だ。 そんな時に吹く風は大抵透明で、強さはそこそこ、冷ややかな大理石の香りを乗せて、私の頬を押してくる。山ひとつ潰して作った街......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-08-01

幸せの国

 ネン
 8   1124.8   0   1 

幽霊はもう死んでるから 殺されることもないし 生き返ることもないよ 俺が町角に立ってるのを見るだけで 「早くいなくなってくれ」って 人がとんでもなく怖い顔をして叫ぶ だけど 幽霊はもう死んでるから 殺されることも生き返ることもないよ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-08-01

31536000X

 小夏 渚鳥
 10   1262.3   0   2 

喫煙をやめた/引っ越してからもそれは続いた、毎日の中で前の家と同じように続けたものはいくつかあるけれど、行う度にいつも、これで終わればいいのに、と思うことだけが確かに終わった/ 持っているお茶の数が増えた、それから少しずつ一日が伸びてゆき増えていった、それら......


現代詩
作成日時 2021-07-13

私の名前

 カイト
 1   855.7   0   1 

私の名前 しっくりこない服を 無理に着ているよう 朝も夜も問わず 晴れても雨でも 舞台の幕は下りず 私の名前 しっくりこない役を 自分に馴染ませてる 空っぽのグラスに 言葉を注ぎ込む 物語を続けなくては 観客からの喝采 ......


現代詩
作成日時 2021-07-11

自発的な詩

 エイクピア
 0   819.6   0   0 

黄昏れに姉の足の皮が捲れて行く 風呂に入ると風呂が臭くなると父は言うが 風呂が臭いのは風呂に沈んだ 法華経の経典のせいだった ケアーガールが蚊に刺されて悶絶する モグラの相手をしているだけで 団塊の世代にされてしまった 上は黄色で下はオレンジ ......


現代詩
作成日時 2021-07-31

ぬりぼとけ

 蛭子子
 4   985.1   0   0 

仏壇が怖かった頃があります 何が怖かったのかも覚えていませんが、ただ無性に怖くて 仏壇の方を見ないようにしていたのを覚えています いえ、語弊がありますね 怖かったのは夜の仏壇です 昼の間はむしろ、心強いくらいで 祖父母の家に行く度にお線香をあげてい......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-17

もはや過去の思い出は

 早瀬野卑
 3   1153.6   1   0 

もはや過去の思い出は 奔流となって未来へと 押し流れてはゆかない はるか後方で蛇行し 還流している 微かだが強烈な光を放ちつつ 私の心の水面に照り映える 閉じたる水路の光を時折見返りつつ さらにこの先へと進むしかない......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-30
投稿作品数: 8529