作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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願い

 ふかお
 3   961.8   0   0 

子どものころ、 さびれた海水浴場の跡のすぐそばの、唐島という島に行った。 祖母から聞いていた、遠い異国から流れてきたというその島。 苔むした神社には鳥がいて、たやすく近づいてはならないと鳴く。 境内の木々の小枝をおったりしたり、 島のごつごつした海岸......


現代詩
作成日時 2022-01-29

電車

 茉
 4   1289.9   0   0 

電車は様々な人を乗せている 明日に希望を持って生きる人 毎日に絶望している人 今日どこかで死のうとする人 今日もどこかで生きる人 誰かを助ける人 誰かに助けられる人 色んな人が乗っている つり革を掴みながら思った......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-04

市ヶ谷の聖者

 useless
 1   839.5   0   0 

物心ついたころから市ヶ谷駅の地下道にはあのホームレスがいて こっちは学生時代からいろんな挫折もあってなんとか働いているのにあいつは何年寝てるんだという苛立ちや 彼を排除しないでいられるうちはまだ東京もなんとかなりそうだという安心感など 日々異なった感情を......


現代詩
作成日時 2022-01-29

目覚めて

 エイクピア
 4   1181.2   1   1 

仮死状態から目が覚めると 羽根の生えた鳥が居なくなっていた シバ神と取っ組み合いをして分かったのは ドイツ語で罵倒すると 死んで仕舞うと言う事 聴衆にドイツ語で罵倒されて 仮死状態だった私 バナー広告は 相変わらずエロ広告ばかりで 日常が月だ......


現代詩
作成日時 2022-01-22

春の海

 yatuka
 5   1716.5   0   0 

楽しそうに跳ねる鼓動に合わせて 足取りと共に人生は軽快なステップ 孵る家と買える家と帰る家がある 君は道端の野草の花を摘んで願って はびこる絶望を片っ端から飲み込む 空を飛べるから地面を歩かないのかい 地面を歩けるから空を飛ぼうと思うのか 何......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-05

御年玉思出記

 RindaHonami
 2   1085.3   0   0 

 毎年1月になるとぼんやりと思い出すことがある  1月といえば、お正月だ  お正月といえば、お年玉という認識が私にはある(書きながら、いささか卑しいと思っている)  子供のころお年玉を頂いていた  (我が家は、20までを子供と定義していた)  うちの......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-16

煮りんご

 あきら@ちゃーこ
 6   1345.5   0   2 

りんごがぼけていた 甘い砂がざりざりと 口の中に広がる 音もなく飲み下すと 灯りのない台所に立ったまま 包丁をとる 指が錆びた皮に沈む 焦がしたバターと砂糖が びちびちと跳ねて 頬を火傷した 水ぶくれが割れて 心臓がやけに騒ぐ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-25

肛門のリアリティ

 勉強します。ありがとうございました。……
 25   3647.8   2   7 

体を洗っても 飯を用意しても 薬を飲ませても 歯を磨いても 布団を敷いても 礼の一つも言わないのだ 糞まみれの尻の穴を拭いても同じこと だが、私は知っている 彼らの肛門のような所に、最高のリアリティ(現実)は、息を潜ませている それを昆虫......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-12
投稿作品数: 8191