作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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物憂げな魂を抱え込んでも尚、前を向く

 積 緋露雪
 1   891.0   1   0 

憂鬱に没する私の宿痾においても尚、 どろんと死んだやうな目で顔を上げ 前を向く姿勢は崩さぬことで、 何とか死の誘惑からこれまでは逃れてきたが、 それも限界と何度思っただらうか。 死の淵から飛び降りずに 踏み留まったのは 生への激烈な執着と敗残者に......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-05

死角へと歩む

 うたたね 宥樹〔記〕
 3   1035.8   2   1 

誰もが前を向いている 人は死ぬ、と 未来に夢を抱くように 死にこころを揺らしている 誰もふり返ることをしない 未だ知られもしない 大きな謎を 死よりも難解な《生み》を 死と《生み》は ともに 意識の途絶える消失点 けれども 真反......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-05

今日も

 白萩アキラ
 6   1278.5   0   0 

足を持たない旅人は 今日も地平を視線でなぞり 腕を持たない職人は 今日も劣等感を塗りつぶす 瞳を持たない批評家は 今日も己の誇示をして 耳を持たない作曲家 今日も知られず鼻唄奏で 声を持たない歌い手は 今日も静かに熱唱し ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-29

詩の日めくり 二〇一七年六月一日─三十一日

 田中宏輔
 1   846.6   0   0 

二〇一七年六月一日 「擬態」 ジョー・ホールドマンの『さらば ふるさとの惑星』ちょっと読んだ。ちょっと読んでも、ヴォクトの2冊の本よりはよいことがわかる。ヴォクト、非Aシリーズが傑作だった印象があるので、さいきん読んだヴォクト本にがっかりしたのは、自分で......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-03

For the Blessing

 湯煙
 11   1548.2   0   1 

ひとのあかるい 静寂に 三月の 翳りを払えば 母の微笑みが浮かび 父の腕が掲げられる  誰一人 見知らなくとも  写し出すものを 瞳の中  いとおしいと  めぐるものたちの  ひそやかな声は集まり  呼吸を覚え  名を与えられた......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-01-28

竹見一毅

 DaysXMa≠na
 1   1010.7   1   1 

竹見一毅はふるさと納税の返礼品だった ども、と口籠ったなりそのまま居付いた だいたい部屋の隅っこでスマホとかいじっていた ねえ、何時までいるの? さあ、誰かふるさと納税するまで 竹見一毅はすこしも手が掛からなかった 食餌洗濯入浴等は外で済ま......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-04

フリーラジカルな恋に踊れば

 あめんぼ
 3   934.9   0   0 

愛があれば歌って 不安定な心にそれは丁度いい塩梅ね 焦げ付いたフライパンを振り回して あなたに届けるわ 黄色い空が羨ましくってさ にけつする相棒を探して彷徨ってたの 無意味なレトリックを駆使しては 並べた言葉は何の証だったのでしょう 串刺しのサ......


現代詩
作成日時 2022-02-03

神様

 Ru KASABA
 3   1138.3   0   0 

死んでしまいたくなる天使の 走ろうとする足 掴もうとする手 腰のあたりに蒼い 翅の跡があって そこから先が真っ暗で なにもない境界に触れて 聴こえない音を 聴こうとする耳 走ろうとする足 掴もうとする手 知ろうとする眼 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-01
投稿作品数: 8529