作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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風は、失明した

 stereotype2085
 2   1601.4   0   1 

噴煙が立ち昇り、 リリシズムが唾棄されるその時、 礫に葬られるのは、 素性を隠した、色彩の喪。 病棟を出入りする難民は、 USBケーブルの切れ目に血漿を落とし、 管を抜いては安楽死を選んだ。 ネットもテレビも暗には、 「アレ」を蹂躙して......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-02

わが老犬果てる前

 中沢
 7   1479.9   0   1 

晴れた空 16℃の外気がちょうど過ごしやすい 道明寺を丁寧に黒文字で切って 食べる私は春疾風 光を浴びた樹々の緑が 憂鬱の裏付けとなるにはまだ早い サンフラワー お前はもう一度その匂いに 小さな命の歓びを 抱けるだろうか ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-19

責務を果たす男の姿

 野良 ○弧
 23   2233.4   2   2 

① 本来、私レベルの男と結婚出来る筈もない、激ダサ、貧乏、ブスの束縛生活から、子供を盾に取られて、逃れられない私の地獄の様な生活に同情して欲しい。 ② 確かに私が妻と婚姻関係に有る事は自業自得かもしれないけれども、それは妻の用意周到な私の慈悲......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-14

木の根明く音 風に聴け

 久司 和夢
 7   1994.9   1   9 

春の夜は 孤独の匂いがする あなた方は遠く はるか遠く 近すぎて届かないどこかの庭にいる 毎夜車窓から眺めていた名も知らない橋を 謂れも知らない道を 坂を トンネルを 空白むまで歩き続けた踵の靴擦れ またたきの喪失に星の数を超える涙が追いつくまで......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2022-03-11

砂金

 yatuka
 15   1666.9   1   3 

世界を憎むということが 鳥が翼を広げて空を飛ぶのと 同じくらいに自由だった 暗がりで小さくなっている あなたの目の中にある悲しみが いつか絶望に変わりますように 世界はこんなにも美しいから ひとはひとの目を塞いで 必死で壊さないようにす......


現代詩
作成日時 2022-03-09

ママ

 ふくこ
 0   1240.3   0   1 

寝際に母の匂いがした 母の首筋からぶわりと香る、あの匂い 母は四六で燃え尽きたから もうここにはいないのだけれど 母はきれいな人だった 背も高くて、いつも若くて 胸を無くすのを死ぬより嫌がった 私と母の共通点は、そこだけで、 母が消えた......


現代詩
作成日時 2022-02-06

untitled.

 湯煙
 0   992.1   0   0 

西から低くすべりこむ陽の熱が、きみのまぶたをつらぬくだろう。滾る赤い地平に曳かれ、観覧車の処刑が待つ。そして獣の足取りで夜警が野を裂き、城をまるごと襲いこまれ、中枢の重なりに光の轟音が記されると、密かな指先より末梢へ走り出すきみは触れる空の一点を導火する伝......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-07

月が消えた

 &
 9   1711.8   0   3 

1  アジス・アベバに歌が響く。そこここでコーヒーを淹れる女たち。男は? 霊になっている。 2  私は不在である。五線譜の隙間で震えながら、演奏が終わるのを待っている見えない休符。 3  宝探しの宝とまったく同じ孤独。秋琴楼に撒き散らされた人......


現代詩
作成日時 2022-02-22
投稿作品数: 8192