作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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八朔の未来

 茶絹 木蔓
 2   1187.3   1   0 

ぐじゅぐじゅ、じりじり、 外皮からはみ出した黄色へたかる蟻、蝿、エトセトラ。 その果実はしずくを失い 代わりにボサボサ、ゴロゴロ。 誤差程度に地表へ幹をのばし 太陽を貪り食う下賤の輩の落とした子らは 白い泡を吹いて次々と死んだふり 虎視眈々と......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-26

TAMASY

 漆ケンタ
 2   1079.6   0   0 

自分の身を引き千切って 他人に分け与える 蹴ったら出てくる 殴ったら出てくる 大変悲しいことに、無宗教であった筈が いつの間にか己を信仰していた 息が詰まる程、ポップに自己愛を吐く 具現化すれば正しかったことになる なんたる盲目 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-26

ある夏の道すがら

 白萩アキラ
 6   1798.5   2   0 

国道沿いの売地の手前のあたり 睡眠薬のビンが落ちていた それを横目に歩いただけで 私が悲しむ理由はないが 確かにあったそこの建屋の玄関あたり 睡眠薬のビンが落ちていた 何の施設だったのかも思い出さないで 私が振り返る理由もないが どうし......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-22

ひたすらに

 Σ /夏雲 纏
 1   1105.9   0   0 

1人だった。 闇の中をただひたすらに。 逃げずに進む。 誰も何も言わないのに。 逃げようがないから進む。 闇の中に光があるとは限らないのに。 成功を信じ進み続ける。 目の前には虚無が佇んでるだけなのに。 ......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-08-23

君の大切なもの

 暁美玲
 2   1102.5   0   0 

君の記憶 これまで生きてきた記憶 その中にある忘れられない出来事の数々は 捨てたいのに捨てられない 出来事 ばかりなの? だから足首に鎖で繋いでいるように引きずって 歩く のかい? 足首に絡まる鎖は、 苦しみや悲しみ憎しみや恨みでできている ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-21

永遠のダンス

 白目巳之三郎
 0   929.1   1   0 

   一枚のレコードが奏でる  オケアノスの花が  subtle body——とらえ難い肉体を散乱させる まき散らされた花吹雪のように 桜は部屋に迷い込み 〈彷徨う〉—— 黄昏を求めて 均衡を求めて ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-21

請你保重

 五木 國重
 1   1213.0   1   0 

脳味噌に詰まった香菜、きっと食える、お大事にどうぞ 机上の足音、紙をぶちまけて踊る狂った隣人、いつかの幻 喝采がまた幅を利かせて、熱気と歓喜、束の間の正気 さよならとさよならの間にある白い結晶 また誰かが言っていた 「ここは早いうちに鉄球が舞......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-18

わたしの無機的介錯

 梃子
 1   1270.4   3   0 

寝そべって眩しく思いつつ、わたしはどうにも見上げるのです 見上げようにも見上げてはいない その先に思いを巡らせるでもなく、どこか脳の皮質の表面から脳の髄に向かうような思考を俯瞰してみるのです 夜分に臥したら、当然ねむくなる わたしは常人......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-12
投稿作品数: 3383