作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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鏡合わせ/道連れ

 五木 國重
 0   909.5   0   0 

あれがさようならだって あれがさよならだと 乱痴気の隣で青白い顔をしていた 合成廃人にも負けないほどの白い顔 何も隠さない 痩身を隠せない 未踏の境地に至って 尚も求める極楽の感傷 こう挨拶をする そう挨拶をした 気狂いの隣で冷めた顔を......


縦書き
作成日時 2020-09-10

始まる

 いけい・るか
 2   1579.8   0   0 

てらてらとした梢枝 驟雨に打たれた緑葉たち、雨の旨みにうなっては 擦れ合いながら、森の潮騒を立てていた やがて雲の灰色に覆われると、彼らは濁る 始まる予兆に、歪んだ顔、固める 朝、キオスク限定卵かけ風味おにぎりを 口に転がしはじめるとき、僕の舌......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-06

ルネサンスを想う唄2

 かずや
 4   1290.3   1   0 

私たちの「真理」は振り子のように揺れる 私たちと 私たち以外の何かの間を ゆっくりと揺れる 何を信じようとしたのか 「これまで」を 信じないことを信じると決めた 知の巨人たち そして彼らと共に跳躍した 実践者 革命家 暴君 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-03

異母

 藤 一紀
 7   1701.9   1   0 

小指の第二関節あたりに腰を落ち着けている 黒い物体は紛れもなく母だ 暗い泡(あぶく)の響きそっくりの 声ともとれぬ低い声で やれ箸の持ち方が悪いとか あの女はどうも気に入らないなどと ことあるごとに口をだしてくる 小豆ほどの変わり果てた形になって ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-02

肉塊としてあること

 茶絹 木蔓
 5   1231.3   0   0 

わかっていなかったのだ! 半身はもう羊水へと墜ちていた。 薄赤い部屋でそもそも私の意思の介在する隙はなかったのだ。 私という意識が形成されるその瞬間までに、 母の扶養が与えた罪は積もり積もっていた。 人間用の餌として生を与えられた彼らの命は、 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-09-04

築山へ去りし君

 白川 山雨人
 1   1152.7   1   0 

雨音のポワレ 懐かしのあの日 フレイバー添え 築山モンブランの 5℃の手すりに マーガレットの手首支えさせて 君は鳩の目つきで 下界見下ろしてた 僕たちは地べただけ 水平世界の広さだけを 広いね なんて言って 鈍く15℃に光るガラ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-30

沙羅双樹in the soy sauce

 stereotype2085
 7   2034.1   0   0 

嘘ばかり並べたて 迷い込んだのは拝金主義の巣窟で そこはキングにもモンクにもなれなかったボロで溢れてる 世間はハレルヤ 独裁者が死んだと叫んでるけれど 僕が興味あるのはサンドに突っ込まれる万札の行き先 パチンコ屋の入り口で 「1000円軍資金が欲し......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-29

塵芥は赤であれ

 月緒 桜樹
 5   1536.7   1   0 

                 海に沈む、             青が深くなっていく、 すべての風船が左を向いているようだ。 有刺鉄線の裏に、 半透明がサ サササ ササさァ左で浮いていろ! そんな好みが生産された時代に、 僕は塵芥を嘔吐......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-08-18
投稿作品数: 3356