作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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静かなる報酬

 仁川路 朱鳥?|
 0   873.7   0   0 

繰り返される処刑の日々は、眠るための枕を知らない。 ギロチンの刃は母に会えず、罪を重ねるしか知らない。 鉄の処女の苦悩など知らず、誰もが罪を着せている。 拷問器具の気も知らないくせに。 心臓を切り開き、自我を開放して、死へ至らしめる。 その彼は寂しが......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-18

白けたものたちのあはいでお前はまだ歩くのか

 ほば
 30   3307.1   2   7 

(白壁につたう蔦を歌うから壊れたカメラうつらない右眼) 朝が来る鉄道路線よ、そろそろ別れのあいさつをしようか 町を囲む白壁を跨いで夜をさすらう巨人たちは去っていった やがて町は空梅雨の笑い声に呑まれて砂漠と化して誰もが 心地よくねむるなかで 温......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-06

蝶になるきみのX

 わたしも
 0   1198.7   0   0 

いつものように きみの部屋を訪ねたとき きみは消えていた。 サナギから蝶になる瞬間に  ぼくは立ち合い 渦巻き回転する時間があって きみは蝶になった そして 蝶になったきみは ぼくのもとから 飛び去って行く。 蝶になるきみのⅩ 叫び声は聞こえなか......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-02

わたし

 まさ
 7   1460.8   0   0 

わたしは 枯れる 理由はいっている ずっと言っている 日あたりがわるい とか 水もおおすぎる とか でも わたしの声は わたしが発する周波数は わたしのもっている波長は あなたには届かない 音声として認識されない 絶望だ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-11

飼い慣らせ

 otonano_furi
 10   1840.8   0   0 

何も知らないくせに  知ったかぶりで それらしい言葉を並べ  知ったかぶりで それらしい雰囲気をだし  大したことなど考えもしないくせに 大したものなど書けもしないくせに  こうじゃない ああじゃないと  時間とこころを削ってなんとか辿......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-01

絵本

 湯煙
 8   1224.6   0   0 

 夜  少年たちの地平を燃やす  巣箱のぬくもりにゆれ  まぶたをとじ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-12

我が心は漂い

 湖湖
 10   1518.3   0   2 

蒼い陶器の鉢のなかに金魚は赤赤と灯り 静かに考えていた 私の背の子泣き爺は何事か 狭く閉じこめられた思いは沸々と 湯気をたてるがごとく煮える 背中で囁き、咎め、執念し、 繰り言を言う者の心は 金魚に寄生したイビツゆえに 真実の愛を、......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-07

孔球礼賛

 かずや
 7   1401.7   0   0 

芝の匂いを嗅ぐ。 強く臭う緑の下で力強く土の香りがする。 靴に水を付けながら、平らな所を目指す。 まとわりつく砂がとても愛おしい。 靴は革でできているから靴なのだ。 小さな棒に命運を託す球を載せ、顔を上げながら今日の空気を吸い込む。 手......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-09
投稿作品数: 3357