作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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日常と非日常の裂け目のポケットの中の戦争

 森川 暢(Toru Morikawa)
 0   872.9   0   0 

日常の裂け目で戦いが行われている 命をかけた戦い しかしそれは決して日常には現れない 次々と来る敵 戦う兵士たちの悲鳴 しかし硝煙は日常には決して届かない 子供の声 夏の海 家族の団らん トンボやセミが駆け巡る プールサイド 果てしない空......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-25

ささやかな刻み

 かふか
 13   1380.4   0   0 

チャレンジャー海溝の底は 次の君が生まれるところ 硬い地盤の表と裏 彼ではない彼へ 私ではない私へ つながれる何か ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-06

祭典

 史秋
 0   1040.9   1   0 

開会式を座布団を枕に観る 彼の人達の汗は尊く  私の汗はただ肌の湿り 今、輪の中にいる この夏は温かく過ごせる ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-23

屋烏の愛

 みやび
 0   852.8   1   0 

 烏が一匹旅をしている。西へ行ったり、東へ行ったり、北へ進むと思えばまた西へ。  列島を縦横無尽に羽ばたく――。  とある夏の日、烏はひとつのビルへ降り立った。 「都会というのは食うには困らんが、全くやかましいことだ」  眼下の人間世界を見......


縦書き
作成日時 2021-07-22

2021年的迷走の悲しみ

 いけい・るか
 0   1101.6   0   1 

僕の横を 聖火をかざして 走ってゆくの 僕と同じ 五体満足または不満足が 足元の広がりを ストロンチウムで 染めてゆくの コーヒーの匂いでいっぱいの 口腔を濡らしながら 粗挽きの キスを交わそう 未来永劫共通の 肉感的な心地良さで殴り......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-20

透化

 狂詩人
 0   1025.2   0   1 

生活させたく(させなくてはと) 透けた両翼からの隙間なのだろう か 明星はアッパレぇと言うらしい (微弱なレッテルを裂く鳥の食べまし 口車) 隙間がのめり込んでいくような 隙間が 美しいが重なる発砲は立ち上がっている (縞だった とは口が下......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-19

猫ちぐら

 入間しゅか
 21   2340.8   3   5 

風が頬を撫でて 小さな花が 静かに揺れていた 誰もいない公園で ありの行列を またいで歩いた 指の隙間を くぐり抜けてく 優しい光に 照らされて スプーンで すくったような あくびをひとつ かみしめる 点滅する青信号を 小......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-09

紫陽花

 杜 琴乃
 8   1723.1   0   4 

まだら色をした渦紫陽花は 自分の重みで零れ落ちるまでの 僅かな季節を過ごす蝶であり ひと粒の雨のための器 いつか最上級の枕で眠りたいと云う まち針のためのピンクッション 憧れのジューンブライドも 血を吸われ 七月は蚊を殺した 目覚める......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-07-10
投稿作品数: 3357