作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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月明かりの反戦歌

 カンパネルラ
 3   936.9   1   0 

月明かりの反戦歌 雲の向こうで歌っている 街路灯が掻き消している ......


現代詩
作成日時 2022-04-08

弾けよ風船 弾けるな風船

 外町 利典
 6   865.8   1   2 

膨れ上がった風船の群れが 弾けて中身を撒き散らしている それは不幸と それは不運と 言うべきなのか 誰もが思っている 誰もが口に出来ないまま ふざけるなと言う安い憤りで また風船が出来上がってく いらないものへ向けられる この怒り いらな......


現代詩
作成日時 2022-04-04

夕方

 ふかお
 5   1059.3   1   1 

うすい雲の空から雨をつかもうとする手のひら 公園の錆びた遊具のような人の性(さが)を洗う 花梨のように咲く人の 憎しみを洗う 真鍮色をした終了ベルがけたたましく鳴った 町工場では防護面をかざした人が火花をつくる アーク溶接の激烈な閃光がうまれた ......


現代詩
作成日時 2022-04-06

三階で懐胎

 よびな
 5   962.9   1   1 

古いガラスの曇った部屋の反射は白く私を映す 私のうちにただ一編の小説のようであった命はずっとそういった予感であった 最後のページの最後の一行や、エンディングロールはそういう風にして 私を眠りのほうへ安心させた、永久の予感として美しいいわばこれはいきものの......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-04-10

見かけ上は普遍的なおとうさんへ

 水上 耀
 8   1203.2   0   2 

インクの軌跡が荊となって互いを縛り、くいこみゆく棘に誓い合ったこと。 普遍よ、与えたまえ。 互いの軌道を撚りあげた細やかな糸、垂れ下がり、しがみつくいのちを待った。 問、次のカッコを埋めなさい。 「おとうさんはどうしておかあさんとけっこんしたの?」......


現代詩
作成日時 2022-04-01

無言

 細川
 2   806.5   0   2 

その顔に見惚れる理由は 何もそばかすというだけでなく 決して それは星屑 愛の後遺症......


現代詩
作成日時 2022-04-09

あの世

 宮田
 1   792.7   1   1 

膕がカルデラのようで そこに酒を溢して啜りたいだけの女と一緒にいる  困った事に俺の掻きむしった同じところを舐めて回すじゃないか 何か食べ物のアレルギーだよって言うけど酒だよ 俺もお前も 俺はお前を不憫に思うよ 逆さで寝て俺の膕に顔を押し付ける  俺はと......


現代詩
作成日時 2022-04-10

詩の日めくり 二〇一七年十三月一日─二十七日

 田中宏輔
 2   1158.2   1   0 

二〇一七年十三月一日 「日付のないメモ」  彼は作品のそこここに、過去の自分が遭遇した出来事や情景をはめ込んでいった。あたかもはじめからそれがそこにあって当然と思われるはめ絵のピースのように。さまざまな形や色や音を、いろいろな時間や場所や出来事を、たくさ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-04-02
投稿作品数: 227