作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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時めく

 水漏綾
 2   1520.3   0   0 

わたしのなかに あったはずの秋意が でたりはいったりを 忙しくしていた、今日。 あなたの声は 朱く真相にうずくまり 眠る獣を起こすことはない だからこそ、いとおしく、 わたしは冬眠のふりを繰り返す それは昔に 見学旅行で食べただろう......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-05-19

背高泡立草の色彩と古郷の影

 佐久 乱
 4   1356.5   0   0 

 背高泡立草の群生が原っぱを黄色に染め上げている。原っぱは黄色で充満している。  ここ十年、秋でも初冬でも生温い風が吹いている。生温い風に飛散する黄色は、涼風に吹かれていた頃とは印象がかけ離れている。     それは黄色い悪夢だ     むせ返る程の......


テキスト
作成日時 2019-05-20

潮騒

 今野よーよー
 1   1589.3   0   0 

この海の潮騒は全てを溶かす 日常の雑音は 泡になる 矛盾の迷宮は 砂になる 僕はただ 目をつぶり 耳をすまし そして 海になるのです 波が海辺までやってきた 僕はそれに過去をのせます 光が水面できらめいた 僕はそれに未来を映......


テキスト REIWAビーレビCUP参加作品
作成日時 2019-05-05

ゴミの分別

 薄氷楓
 0   1285.9   0   0 

言葉から遠い所で、言葉に毒されていく自分を見た。言葉の方が自分であるか、こちらの方が自分であるか、怪しくなって見るのをやめる。 いつでも致命傷を負える事が誇らしい、なんて虚勢を張るだけの余裕は無い。どうしてあれがああなったのか、説明できる自信も無い。その......


テキスト
作成日時 2019-05-21

あしぶえ

 羽衣なつの
 7   1722.8   0   0 

いまひろいひろいお花畑にいます だれもいないので寝ころんじゃいます ぺたんこのわたしの胸に とんぼがとまります わたしのいきもとまります (むかしはまきばに花をつみにきた少女を牧童がつかまえて  葦笛をふきながら犯したそうです) 葦笛って......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-05-17

渚と陽炎

 ひの
 0   1229.8   1   0 

あの真っ赤に熟れてしまった太陽が 地平線の下へ逃げていく それをうみねこが追いかける 夕立雲が追いかける 決して動かないと思っていた目先の荒々しい崖たちも いつの間にかどこかへ消入ってしまった どうやらひとりだけ取り残されたようだ さて あの溟......


テキスト REIWAビーレビCUP参加作品 酷評OK
作成日時 2019-05-20

色彩の雫

 導雲
 0   1267.4   0   0 

1 金色の霞 君は真紅の風をまとい 葉脈の光 木々は麗らかな旅に憩い 流星の水 風の息吹にしぶきは煌めき 天井の衣 楓の祈りに蛟は艶めき 2 黄金の波紋 茜色の小川に白い桜流れ 乳白の雲海 藤色の風の帯に扇をさらわれ 深緑の陽光 霞みがかる......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-05-19

はつ恋

 羽衣なつの
 2   1524.7   0   0 

片想いをしていたころ、よく浜辺に行ってわたしを砂にうめました。 潮の満ち干をかんじながら、血をながすからだをはずかしいとおもいました。 恥ずかしかったのです。ひとばんじゅう。砂になってしまえわたし。 ちいさな貝がらがむかしのひとのように 「......


テキスト 酷評OK
作成日時 2019-05-17
投稿作品数: 301