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春
あなたが混じると 脆い真鍮のような 色なきわたしの声でした 隙のないあなたを 美しいと思った。 そのわけは、 了解し得ない言葉の数々 句拍子忍ばせる語りのうち どこまで届くのかを あなたは知っているから 深淵にゆびさす あなたのまなざしに 飢えて咳き込む春でした
春 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1386.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 16
作成日時 2019-05-19
コメント日時 2019-05-21
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 6 | 6 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 6 | 6 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 16 | 16 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1.5 | 1.5 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 8 | 8 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
最初の三行と、終わりの三行は、ものすごく好きです。「あなたが混じると」のはじまりに、はっとしました。こんな風に詩を書き出せるなんてすごいな・・・と。声に出して読んではいないのですが、そうしなくても、全体の音がとてもきれいで、心地よいです。あいだの7行は、あまりぴんと来ませんでした。小説の一節か、映画のモノローグを読んでいるような感じで、あまり入り込めませんでした。「了解し得ない言葉」というのが、読んでいて石につまづいたようにひっかかりました。「句拍子忍ばせる」は、わたしには?でした。 わたし自身がものすごく下手なので、こんなことを言う資格は全然ないのですが、とても好きな世界をかいてくださっているので、ただの一読者の感想として受け取ってくださったら・・・と思います。
0羽衣なつのさん こんばんは。 丁寧なコメント、とても嬉しいです。ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
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