作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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こたつ

 はるかぜティアーズ
 3   642.1   0   1 

家に帰れば こたつがある 雀も凍える 冬の終わり こたつの上に 蜜柑がある 家族みんなで 皮を剥く 笑顔がうまれる......


現代詩 歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2023-12-08

さみしさ

 むら
 2   644.5   0   0 

空っぽの部屋にぽつんと一人 何を見るでもなく佇む 意味を見いだすことに執着したから 今も何かを追いかけたまま だけど何を追っていたのかもわからずに いたずらに髪を指に巻き付けた しわくちゃになった心は 醜く誰かを貶めたがる こんな思いは沢山だけ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-12

しずかな立脚

 狂詩人
 3   736.9   0   1 

ちいさくあるために、ちいさく冷えて、 燃焼する、 水脈の中央に架けられて ふるえる陸橋の やわらかな鎖骨のうえに立っている ここというここの そこのそこ 雲は未然のまま ひとしく流れ 副詞のように うるむ視界を覆いながら 微弱なほとぼ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-08

思いつき

 夏立むぎ
 5   850.7   2   1 

安っぽい言葉を並べたい。 あーやんなっちゃうわね あそこの家の息子さん、引きこもりらしいわよ え?そうなの?いい子だったのにねぇ いじめかなんかあったのかしら さぁ知らない なにかあったのは確かよね ファミリーマート ありがとうござ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-07

詩の日めくり 二〇二二年二月一日─三十一日

 田中宏輔
 2   601.2   0   0 

二〇二二年二月一日 「たくさんのぼく」 ぼくはたくさんのぼくからなっていて、なにごとかを言ったりしたりするときには、そのたくさんのぼくの同意のもとで行われており、ときには少数のぼくの見解を無視していることもある。むかしから確固たる自我などないと思って......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-03

 さか たけお
 2   599.8   0   0 

旗よ なにゆえにそう美しくなびくのか まばゆい青空に輪郭を譲り 竿に体を受け渡し 自身の自由を犠牲にし 霰に打たれても 煙に巻かれても なぜそれほど勇ましくいられるのか 君はただのイメージに過ぎないのか 風が模様を描く草原 蹄の音と響き......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-09

秋る

 takoyo
 2   613.2   0   1 

ふて寝せよ 回転ケージのハムスター そのシステムは 風にゆれる草葦(くさよし)の 囁きにも及ばない 敗北した知性にしがみつき 枯れた芒(のげ)を食む げっ歯類の われら 日々の時計の光が パン色から葡萄色にかわるころ スマホに飽きて ......


現代詩 縦書き
作成日時 2023-12-02

抱きしめたい

 依
 3   701.9   1   1 

ベルトコンベアに流れてくる ありふれた人生を組み立てる いきている、というより 生かされているという、感覚 あぶれたジャンクが、 僕じゃなくてよかった 毎日をなぞる 心のざらざらしているところ そこにふれて、大丈夫になっていく み......


歌誌帆掲載応募 縦書き
作成日時 2023-11-02
投稿作品数: 3355