抱きしめたい - B-REVIEW
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抱きしめたい    

ベルトコンベアに流れてくる ありふれた人生を組み立てる いきている、というより 生かされているという、感覚 あぶれたジャンクが、 僕じゃなくてよかった 毎日をなぞる 心のざらざらしているところ そこにふれて、大丈夫になっていく みんなと同じように 同じくらいのかなしみを分かちたい ぜんぶの毎日に印をつけて とっておこう 僕が死んでしまうとき 記念日にしてケーキを買おう いちごは君にあげるから 毎日をなぞる ぼくだけが生きてしまって 二十日に 君を思い出す ずるい人間になってしまって、ごめんね



抱きしめたい ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 3
P V 数 : 702.6
お気に入り数: 1
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2023-11-02
コメント日時 2023-12-04
#歌誌帆掲載応募 #縦書き
項目全期間(2025/04/15現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:702.6
2025/04/15 06時05分38秒現在
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    作品に書かれた推薦文

抱きしめたい コメントセクション

コメント数(3)
鷹枕可
作品へ
(2023-11-03)

歌誌「帆」選考担当の一人、鷹枕可でございます。 此の度は、ご応募を賜り允に有り難う存じます。 >ベルトコンベアに流れてくるありふれた人生 という内省から始まり、今を生きる平均的人間の心情吐露、そして希薄な「君」への語りかけを跋とし、構成を為された詩文であると認識を致しました。 二十日後、とございますから「君」は廿日鼠でしょうか。 未発達な自己中心性と、機械的に為り果てた人間精神が伝わって来るようにも感受せられました。 外面の均質性に覆い尽くされた、 >ずるい人間 の内面を活写してこその詩であると思われますので。 率直に申しますならば掲載は難しいかと存じ上げます。 ご呻吟の後程、是非とも復のご投稿をお待ち申し上げております。

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田中恭平 new
田中恭平 new
作品へ
(2023-11-05)

おはようございます。 かなり好みな作品でした。 そのセンテンスその全体が、品良く、朗読しても映えるんじゃないでしょうか。 やっぱり最後の行が、脳に訴えかけますね。

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依
鷹枕可さんへ
(2023-12-04)

評価ありがとうございました。

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投稿作品数: 2