作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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クロソイド曲線

 afterglow
 46   6226.2   8   14 

国境のトンネルを 口下手な父の背中を 後部座席に寝ているふりで 長い時間きいていた にぎわう峠のドライブインで いったい何を食べたのか 今はもう覚えていない 見知らぬ町 見知らぬ人々 いつもとは違う顔の父がいた ナトリウム灯に 群が......


現代詩 受賞作 受賞作
作成日時 2021-01-22

ままならない決意

 いけい・るか
 1   1017.8   0   1 

さりげない時間だろうか 赤色を 指摘されながら 横断歩道の 並行に五メートル離れたところを 平気で渡ってしまうように 倫理を刺激する警戒線が 流動する 去り得ない質感だろうか 同極の磁石の 間に起こる 反発力のごとき 義務みたいなもの それ......


現代詩
作成日時 2021-02-11

思い出すことと思い出さないこと。あるいは、語ることと語ら……

 中貝勇一
 1   1243.5   0   0 
<批評対象作品>
クロソイド曲線

afterglow「クロソイド曲線」は、小林素顔の推薦文「人にやさしい曲線」(https://www.breview.org/keijiban/?id=6871)もあり、様々に読まれている作品である。これについて、あえて個人的に仕切り直して論じてみたくなったた......


現代詩 批評
作成日時 2021-02-14

 依
 1   889.8   0   0 

いつから私はこの足の 歩みを止めていたのでしょう 気付かぬうちに悲しみが 泥濘のように足を汚しましょう そうすれば私はもう 生きるに値しない道化師なのです 春の陽射しは絶え間なく降り注ぎ 冬の湿雪はこんこんと降り積もる 過ぎ行く季節の合間に......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-14

盲目であったころ

 猿の落とし子
 2   1044.3   0   0 

いつからか私は目に見えないものに翻弄されていた 人にとっては小さなこと 私にとっては大きなこと 微小な生物を見ようとする人々 人々に見られる生物 生活の中で半透明なビニールに 薄汚れたマジックで 黒や赤で目に見える形にしようとする 普......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-11

カシカシ ナイト カシマシィ

 水上 耀
 4   1580.1   1   1 

フカシカシカシイトヲカシ としゃとしゃ歩くよ、としゃ。 足元の宙宇に広がる輪、 の最奥の瞳。 見ている、スキニーの裾 から、海馬まで。 刺され光線、どこへ、そこ、へ。 鳥肌。これは、をカシ、の結露。 ふカシカシカシいとをカシ とし......


現代詩
作成日時 2021-01-25

車窓

 薄原もの
 4   1529.2   0   0 

電車の窓に 小娘の顔がうつっている 車窓を流れるビルディングの、磨かれた側面に 電車がうつっている 箱にうつる箱の中に ほうけたような顔をした小娘がうつっている 誰だろうか、あれは。 私は宇宙の構造について考える ......


現代詩
作成日時 2021-01-16

社会は個性を求めている。

 外町 利典
 2   1204.0   0   0 

路上生活のギフトではとまらない ここから先は詐欺の優劣 あなたから私までの世界の遊具雨 だから常に社会は個性を求めている 時雨も霧さえも打ち首に変わるものは没とBON BON 貧富の僻みも妬みも豪快な自慢話だろ 口から始まった首の下に ぶら下......


現代詩
作成日時 2021-01-06
投稿作品数: 8191