作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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「今夜、西国分寺駅で」

 どんぶり太郎
 2   973.0   1   0 

ありがとう さよなら もう会うこともないだろう 今夜 一人 電車に飛び込む 宙に舞いながら 最期まで思うのは 君の手 君の髪 君の瞳 そんな僕の目に 君が映る 偶然の再会 神様 ありがとう 触れることさえ叶わなかっ......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2022-03-08

(春)

 田中恭平
 2   994.7   1   0 

春 立ちて 立ちくらみする 眼の 奥 地球の重力をかんじて 地球から見たら 人類などどうでもよい事実・・・ ならば語ることは 好きなことだけで良かろうと 過ぎれば したいことしかしない し できることしかできない この事実に 私をふ......


現代詩 ビーレビ杯不参加
作成日時 2022-03-02

上昇

 い川ちづる
 1   1130.9   0   1 

夕日の迫る頃に わたしは、ここにいるよ。と 少女は証明してくれる。 森のくまや神さまのように どこに生きているのか 分からない命を見つけたとき 一人ぽっちの彼女に宛てた、 ごめんねと、ありがとう。が始まる。 宝物に鍵穴はない。 大切すぎて ......


現代詩
作成日時 2022-03-09

もしもまた君に会えるなら

 月隠緯檻
 4   1022.3   1   0 

思い出せないんだ。 君が誰かなんて。 僕は君に会いたいような気がするのに、 君の名前も顔も知らない他人みたいだ。 僕の記憶にいない君を、なぜか探してしまうんだ。 比較的に記憶力が良いわけじゃないけど、関わりのある人間たちの事は覚えている。 でも、君......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-07

距離感

 きょこち(久遠恭子)
 10   1842.0   1   2 

糸電話は多少の距離が必要 紙コップと紙コップの間の孤独感 張った糸の長さが重要 伸ばした糸の中での声の循環 時折緩むと聴こえなくなる 距離を保つ事が苦しい嘆き 五里霧中の切なさに泣きたくなる 糸の長さが悲しい喘ぎ 答えに近いものを見つけ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-03

干潟にて

 太季伊廊
 4   1060.7   0   0 

干潟に行く、岩と岩のあいだで、蟹と目が合う。 蟹はじっとしている、やがて岩の隙間に隠れていく。 海鼠は逃げない、そこに留まったまま、伸縮して、丸にも、それから楕円にも、変容する。  汐が満ちるまでのあいだ、干潟ではたくさんの生き物を観察することができ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-02-12

ふたつの鐘がなるころは

 鷹枕可
 12   2896.7   3   3 

鐘は 明くる日に鳴る、 尊厳が、燃え爛れた日、 赤く沈む、 夕を埋めた 歴史と、 一面の焼跡の許に産まれた、 名も無い、手という手は ケロイドの空へ 翳され、 掴もうと延ばされた あらゆる、 人の容 皆異なる、ゆめを風へと託つ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-01

涙目

 高代 あさ
 6   1098.5   0   0 

街に出かければ透明な通り魔が挨拶してくる。腕に触れて、痣もなく、それは過ぎた季節の柔らかさだったのかもしれない。だれもが見えない片目の視力を頼って、だれも見たくないものってなんだろうって顔をしている。きっと、きみの天国は宙に浮いていて激しい。眠たげな屋上で天使......


現代詩
作成日時 2022-03-06
投稿作品数: 8188