作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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野道

 藤 一紀
 2   1300.2   3   0 

野を歩めば柔らかく 綿雲の影、まだ青い地肌を撫で 日輪、日輪、 上機嫌に蒸気を噴かす 透明にひびくホイッスル 鳶も鳴く いい日和 そうじゃない あすこの山が口笛を吹いて寄越すのだ 風は息をふきかける 髪がゆれても心地よい (見渡すかぎり誰も......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-07-15

拝啓、イタズラ好きの君へ

 入間ちかa.k.a.なぞみん
 9   2007.5   2   0 

最後一個の サクマ式ドロップスのように愛おしい君に、 まるでヴェルタースオリジナルのコマーシャルのような 郷愁のつまった恋文を書いているのです。 今は夕ですから外は橙色です。 君の存在に気づいたのも夕でしたね。 ですから、 私にとって朝に会おうと......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-01

furu

 ryinx
 2   1376.6   2   0 

雨が、降っていた。ひとびとは蟻のように地下へと降りてゆく。 駅の構内は肌寒く、列車を待つ人は、まばらです。 列車の蒸気かなにかで、周囲の視界は薄く曇っている。 この地下を通りひとは職場や、 目的の場所に、主に疲れた顔をした中高年の男性が多かったが、 ......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-07-20

 あん
 2   1485.6   0   0 

夏、傷だらけだった 恋も、終わる 愛、嘘と純がひとつになって 虚像は、罪 火照り 陽炎に抱かれて 内も外も、肌 焼かれるような 真夏の夜の夢、 脳と意識も甘く焼かれて白煙香り ねじれる身体と、菖蒲の花 何故、あなたも、夏の終わりが来る......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-13

望郷詩

 野良 ○弧
 2   1159.2   0   0 

嗚呼、思い出の歌を口ずさめば、 頬には涙が伝っている。 窓越しの群青と薄明かりは、 時を揺らめいている、 名残を指して止む陰の如く。 思いの行方に後悔は消されて、 若き血潮が滾る場に、 哀しみだけが唯一つ有り。 ......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-07-02

 るる
 14   2765.3   3   0 

だれにでも し は、ある し を、おそれて  し を、わすれて そして し を、読むとき その し が、 いきているかいきたがっているか し に、たずねる し は、 どちらでも いい し と、いう顔をしていたが 今朝、雨の匂いがして ......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2020-07-09

よりかかりながら考えること

 いけい・るか
 1   1089.8   0   0 

かつては たしかに 無条件に よりかかれた バランスを保ち どこか つじつまが合う 僕は 生き生きした 信心を持っていた 摩天楼だって 見上げられた 自分自身を見上げるように すべて あるべき場所にあるんだと たとえば 全体重を ビル群に 託し......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-15

夏の制服、純白の黒髪。

 みやび
 12   1528.3   0   0 

 十九を迎えると、男も女も揃って髪を染めた。  進学した子らも就職した子らも、久しぶりに顔を合わせた連中ほとんどは、各々に染め上げた茶髪をまるで垢抜けた証拠のように自慢していた。黒い髪の毛はその場を茶髪たちに譲り一歩退いている。そんな風にこの眼には映っていた......


縦書き
作成日時 2020-07-10
投稿作品数: 3383