よりかかりながら考えること - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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よりかかりながら考えること    

かつては たしかに 無条件に よりかかれた バランスを保ち どこか つじつまが合う 僕は 生き生きした 信心を持っていた 摩天楼だって 見上げられた 自分自身を見上げるように すべて あるべき場所にあるんだと たとえば 全体重を ビル群に 託した 夜の浸透に 赤色のライトが トッピングされた ビルの耐震構造が 言葉通り 全体重を 支えてくれた 冬から春の 国境をまたぐ頃 僕の身体を 反撥する 真っすぐ立ったものが たちまち 消え始めた 身を委ねる度 すぐに支えは 散布する 砂か泥の中へ 引きずりこまれ そのうち 口だけが 混濁から でしゃばり 呼吸だけ行う情景が 僕を喘がせるのだ 砂や泥なんかない そのまま 肩を 空振らせて 膝をつくだけだった 立ち上がり 今度は手探りし 確信と 空振りの 国境を行き来する 足は 従順に 自分の役割だけ演じたまま



よりかかりながら考えること ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 1082.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-07-15
コメント日時 2020-07-15
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/04現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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閲覧指数:1082.6
2025/04/04 09時01分46秒現在
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    作品に書かれた推薦文

よりかかりながら考えること コメントセクション

コメント数(1)
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(2020-07-15)

読ませて頂きました。 まずリズムがいいですね。読んでいてつまずくところはありませんでした。軽くて読みやすいです。 読み手の信心がビルという人工物、信心の消失を砂や泥という自然物になぞらえてるのも対比ができていて面白かったです。 しかし、もっと情緒が個人的にはほしいです。信心をなくしたことへの絶望、そこから立ち直る心の動きをドラマチックに見たいものです。あとひとひねりほしいです。 ありがとうございました。応援しています。

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投稿作品数: 2