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The Morning of the Neon Demon(序)
記憶は残酷 記憶は あいまい ついこないだのことも もう遠い日の出来事 低い声の鳥が枯木の上で囀っている あんなに立派な樹木でも さいごは枯死してしまう むなしく心を費やして些事にこだわるな かえりみるに及ばない 空は雲ひとつなく 太陽がアスファルトに照りつけていた 足元に干からびた虫...... 土に還ることもできないでいる どこへ行こうとも その行き先の向こうにある デオドラントされた都会の不自然なしるし 了見が狭いことだけが取りえで 何もかも棄ててきた 不満なんて何もないけれど 幾月 幾年も まるで子供のように いつも小さなことにこだわっている 若いっていいよな お前みたいなバカが 赦されるのだからと 先生に言われた さすが年よりは人を見る目があるね...... 思い出はいつも 燃えるような あるいは凍えるような 気持ちに充ちている 心に残る言葉や表情 虚構の街 思い出の街
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The Morning of the Neon Demon(序) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 432.8
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-03
コメント日時 2025-01-06
項目 | 全期間(2025/01/07現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
若い頃は未熟でも許される、若者の人生は鬼のようでも詩になるような青春の煌めきのような痛みとセットで見られる。老いは残酷です。正月に人生を追想する人の後ろ姿に自分を重ねました。
3ど、どうしたのだ、こっちが素なのかい主戦場なのかいな、、いあいあこんなに共感させてどうすんのさ、 >了見が狭いことだけが取りえで 取り柄かどーかわからんが器はこまいのよね…融通きかん、僕のことよ 「詩」で「私」を描くのは正攻法であり諸刃の剣よねー私生活切り売りしてたら無料じゃ割に合わなくなるけんね! >思い出はいつも ここからのくだりすごくいいよね!切なくて情けなくて堪らなくなったよ。そう!そのとおりなのよねーヴァーヴァーヴァーヴァー地団駄、おまるさんだから書けるものなんですよねー
0サルトル的な視線を感じます。あえて詳述はしません。私はその視線を評価します。
0「了見が狭いことだけが取りえで」とか、 「いつも小さなことにこだわっている」とか、 いちいちおまるたろうさんのイメージとは正反対のように思えます。 でも、(序)とあるので、まだまだこの続きがあるのでしょうね……。
0湖湖さん、ありがとうございます。 小学生の頃が私の黄金時代で、あとはオマケな人生です。 私は生まれながらの脇役野郎である...!
1三明十種さん、ありがとうございます。 もはや私に明日はない。だからちょっと油断すると”昨日の世界”に目がいってしまう。歳くっちゃって、ニーチェの「神は死んだ」の言葉の意味がわかるようになりました。
0おまるたろうさんのこういう真剣でやわらかい作品が好きです。 > 思い出はいつも/燃えるような/あるいは凍えるような/気持ちに充ちている というところ、広がります。 凍えるような気持ち いいですね。
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