作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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虚空――(この詩は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』とは無関係です……

 積 緋露雪
 2   260.6   0   1 

虚空から一筋の白い糸が垂れ下がり その糸は金色に輝けり。 虚空をよくよく見ると巨大な大日如来の顔が覗けりては 巨大な大日如来はにこりと笑ひをりて それで吾は地獄にゐることを解するなり。 初めは気付かなかったが辺りには地獄に堕ちたものどもが犇めきをり。......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-04-13

陽の埋葬

 田中宏輔
 6   358.8   0   2 

 よい父は、死んだ父だけだ。これが最初の言葉であった。父の死に顔に触れ、わたしの指が読んだ、死んだ父の最初の言葉であった。息を引き取ってしばらくすると、顔面に点字が浮かび上がる。それは、父方の一族に特有の体質であった。傍らにいる母には読めなかった。読むことがで......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-04-13

同棲

 7   396.0   0   1 

「まゆみさま。 突然のお手紙をお許しください。 先日は、どうも、お世話になりました。 今日、私はいなくなります。 いきなりすみません、でもこうするしかなかった。 あなたにきっと話したら、「一緒に飛ぼうと」か言ってくれるんだと思う。(それはまゆみさんが......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-04-11

妖しい夜には

 積 緋露雪
 4   309.8   0   2 

吾、十六夜の月が最も美しいと思ふが、 それは十六夜の月には妖しさが伴ふからだ。 やや影の部分があるかないかの際どい存在が 十六夜の月には現れ、 その影あるところが妖しさを醸し出す。 一方で、満月の地平線より昇り始めた赤銅色の月も妖しいといふ人が大勢だ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-04-12

何もない

 相野零次
 8   393.3   0   2 

何もなかった 僕が開けた窓の先には 何も 何もなかった 僕が開いた扉の外には 何も 何もなかった 僕が踏み出した日常には 何も 僕と君がいて 見知らぬ誰かと見知った誰かがいて 他には何もなかった ただ動物たちがいて 植......


現代詩
作成日時 2025-04-12

理解

 TAMA
 6   451.1   0   2 

ふわ ふわ ふわ 彩の幕開け 只々暗い AM2:00 脱ぎ散らかした肌着の上で 瞬き 二つ 寝たままで穿つ そう 色と 理 取の 殻の 中 破れた日々 先のひび 埋められぬ 未知の群像 唖々 溜息ひとつ 身を起こす もう、起......


現代詩
作成日時 2025-04-10

日々を

 トビラ
 4   272.4   0   2 

手のひらに、落ちた、涙 そうか、僕は泣いているのか 期待にそえない、そいたい 優しさ、甘い、 砂糖を多めにもらい 紅茶にひたる 日々、日々、日々は 雨と晴れ 祝福されているよ  日々、日々、日々に、 雨が降り  絆が湿り 晴れ渡る ......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-04-11

赤信号が、消えるまで

 やまもり
 3   216.4   0   2 

信号が変わるまでの時間を寿命と捉えると、赤信号はただ流れを堰き止める生涯だったと言える。 もしそれが人間だったなら、きっと「邪魔なだけの奴」と評されただろう。 だが赤信号は、止めるために生まれ、止め続けて消えた。 私たちも、「信念ある邪魔だっ......


現代詩
作成日時 2025-04-12
投稿作品数: 164