アメニウタエバ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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アメニウタエバ    

ここ最近、ずっと雨の音が聴こえるのです。 外は晴れているのにです。 春の散歩道を歩いているときも、 雨の音が鳴り止まないのです。 "オマエノモノハオレノモノ" あそこに工場が見えるでしょう。 煙突の煙が夕焼けの空に紛れ込んでいるのです。 ぼくは、パチンコしか興味がありません。 けれども、玉を見るのも嫌になってしまいました。 刹那的な快楽をオカネと交換するだけの作業に、 心の底からウンザリしてしまいました。 貧乏人は「今」そのものを買ってしまうようです。 今が良ければそれでいいようです。 先生、雨の音がずっと聴こえます。  お薬を変えましょうか。 薬を飲むと、一日中、眠くなってしまいます。 一日中寝て、やることができなくなるのは、非常に困ります。  わかりました。お薬を減らしましょう。 下された罪名――「双極性障害」「統合失調症」 病を抱えることは、罪を償うみたいで、非常に困ります。 借金300万円よりも、困る問題です。 ぼくは、毎日吐いています。朝も昼も夜も、食後に必ず吐いてしまうのです。 "オマエハモウシンデイル" せけーんしらずのおれだからー からだをはっておぼえこむ ばかをきにしていきるほどー せけーんはせまかないだろう かのじょのかたをだきよせて やくーそくとあいのおもさを とおくをみつめるふたりは やがてーしずかにきえてーゆくだろう (尾崎豊『遠い空』より引用) 雨の音が、日に日に近づいてくるようです。 ぼくはいつか、ずぶ濡れになって、さまようだけの存在になるでしょう。 雨の音が、耳の中から出て行ってくれません。 ああ、ああ、ああ、………………。



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アメニウタエバ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 492.8
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2025-04-02
コメント日時 11 時間前
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/04現在)
叙情性0
前衛性0
可読性0
エンタメ0
技巧0
音韻0
構成0
総合ポイント0
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:492.8
2025/04/04 22時17分05秒現在
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    作品に書かれた推薦文

アメニウタエバ コメントセクション

コメント数(7)
万太郎
万太郎
作品へ
(2025-04-02)

自由そうで良いなあと思いました。 尾崎豊といえば、自由とは、なにか? を必死で歌ったお方でしたね。 しかし今時代は新自由主義の時代にあって自由が飽和し、むしろ人々は束縛を望むようになってしまいました。マスクして医薬品を大量に買い込み、発散を許容しない世の中。 もう一度自由とは、なにか? を今の時代にあって問うてみても良いかも知れません。

1
万太郎さんへ
(2025-04-02)

飽和しているのは自由よりも、むしろ権威のほうだと思います。そして、その権威に従い、機械的に順応する人々。これ、すなわち「支配」です。この支配からの卒業、とも尾崎豊は歌っていましたが、これも自由の意味を問うていると思います。 この作品の語り手が、自由そうだとは私は書いていて思いませんでした。自由とは、好き勝手に生きることではないと私はそのように定義しているからです。むしろ、この語り手は、自由の象徴から程遠い生き方をしているでしょう。パチンコから離れたことは自由への第一歩となっておりますが。 自由とは何か。そう簡単に答えを出せるものではないです。きっと、永遠に答えが出ない人生のテーマではないでしょうか。その上で、自由の意味を述べるとすれば、自由になるとは、好き勝手に生きることでも、刹那的な快楽に堕することでもないのです。もっと、個の利益を超えたところに、自由への扉が開かれているような気がします。 以上の理由からして、私は、賞金大会の開催をやめることにします。数千円という泡銭で詩を評定することは、作者の方々の「自由」を阻害する行為のような気がしたからです。阻害する、というより、塗り潰す、と申しましょうか。詩は、もっと純粋で、もっと自由であるべきだからです。数千円の賞金――刹那的な快楽などというものは、邪悪極まりない、せせこましい誘惑ですから。

1
rona
rona
作品へ
(2025-04-03)

まず、賞金大会を推したので一言感想です。 >以上の理由からして、私は、賞金大会の開催をやめることにします。数千円という泡銭で詩を評定することは、作者の方々の「自由」を阻害する行為のような気がしたからです。阻害する、というより、塗り潰す、と申しましょうか。詩は、もっと純粋で、もっと自由であるべきだからです。数千円の賞金――刹那的な快楽などというものは、邪悪極まりない、せせこましい誘惑ですから。 泡銭の賞金が刹那的な快楽なら大金なら違うのか?いや、金銭が絡まずとも賞だって同列な気がしますけどね。いずれにしろそれが何を意味するかは各々違うだろうし、逆にそれが露わになるのではないかしら?と面白い気がするのだけど、まぁ主催しようとした人がそのように捉えるのであればそれまでって話だと思うな。つまり私は実現した所に何が生まれるかわからない、その未知の可能性の話をしているわけだけど、脳内で完結しちゃったわけね。お疲れ様でした。 作品感想としては >雨の音が、耳の中から出て行ってくれません。 幻聴としてではなく比喩的に私自身も雨の音はずっとしていて、その音から自由になるためにチャレンジとトライアルを重ねています。自己完結していてしまったらそこで終わり。そんな事を作品と筆者コメントを通して再認識させて頂きました。

1
ronaさんへ
(2025-04-03)

お読みいただきありがとうございます。 賞金大会にも触れていただき、また推していただき、感謝申し上げます。 ronaさんのおっしゃる通りで、まずはやってみなければわからないですね。 一律2000~3000円の賞金大会を開催することで、どのようなリアクションが得られるかという実験的な要素があります。数千円規模の賞金の価値も、受賞者次第ですね。 一律2000~3000円と言うのは、賞金大会を開催するごとに金額設定を行います。一律2000円の時もあれば一律3000円の時もあります。初回の開催では記念の意味を込めて一律3000円に設定します。 未知の可能性。ronaさんのご意見を賜り、数時間ほど賞金大会の意義について考えていました。 そうですね。面白さ。面白いことを私は純粋にやりたいのです。賞金大会の開催を、前向きに検討します。 賞金大会の開催場所ですが、次の私のスレッドで行うことにします。募集要項や応募方法等の仔細についてはスレッド内で詳述しておきます。 一応、大まかな流れを述べるとすれば、今月中または来月の上旬に募集を開始し、結果発表は今年の7月31日に行います。 拙作へのご感想もありがとうございます。 私も自由になるために、その一端として、賞金大会を開催します。

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三明十種
作品へ
(2025-04-03)

0.5mmぐらいはルイルイの境遇は知ってるつもりなのでなかなかしびれる内容ですねー豊尾崎の平仮名表記がルイルイが歌っているようでね…なんか胸にぐっときます。私は貝になりたひ、と誰がいってたのでしょう、昔ならフランキー堺、最近なら元スマッペメンバー。僕のまちからも工場はよくみえますよー心はまださまよっておるようです。

2
rona
rona
類さんへ
(2025-04-03)

昔観たyoutubeだったと思うんだけど海外の航空会社(どこだったか忘れた)の設立者の方の話でね、その方は1台の小型の自家用機からスタートさせて決して順風満帆ではなかったのだけど結果的に大成功したのね。その方のメッセージが「人は失敗に対してネガティブな目を向けるけどチャレンジしたことの方がずっと価値がある。だから失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」というようなものだった。例え失敗してもチャレンジした人間には経験が残るし、その経験が次のチャンスを掴むと私は思ってます。 楽しみにしてますね。

2
ぼんじゅーる
ぼんじゅーる
作品へ
(11 時間前)

「煙突の煙が夕焼けの空に紛れ込んでいるのです」 一度は感じたことがある淋しさ?虚しさ?やるせなさ?なのに自分では言語化出来なかった事だなぁと思いました。 病、償う という表し方は刺さります。 わたしはCOLD JAIL NIGHTや銃声の証明が過ぎりました。 遠い空も好きです。

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