作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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大学生はカンボジアから帰ってこい

 髙橋役目
 6   1397.0   0   2 

大学生は カンボジアから帰ってこい 遠いどこかの心地よさより おまえの隣の邪魔へゆけ 無益に ごった返す街から 爪先を伝い 悲しみはちゃんと悲しみの形をして 歯茎を引き締めに来る もう悲しみでは書くな 第一行目に先んじる 第一語目に立......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-15

順列する屋根

 タナビかる
 2   923.8   0   0 

下り坂 せかすように 傾いている みすぼらしい屋根も 夕焼けが積もれば 異国の絵画のように 死人 が 支えられている 照らされたまま 気まぐれの体毛のように キラリ  ひとつ 光る わたしたちは 大抵忙しく 時計に目をやるほ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-19

残暑

 螢草
 1   917.6   0   1 

残響! 残像! 絶叫! 路で死んでる蝉の真似をする俺 観覧車は眼で溢れている 靴を残して消えた少年 夏! 暑い! 五月蝿い! 光らない烏賊は興味持たれず ラムネのビー玉は転がり落ちた 水溜りにうつった化け物 覗く! 除く? 呪う! 止んだ鳴き......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-29

ζ(ゼータ)が死んだ

 いすき
 2   1110.3   0   0 

ζが死んだ。 その日、大学の書架から一冊が選ばれ弔いの従者となった。 その双子の生き写しであるところの博士論文には、 背中に海を背負った汽車が描かれている。 そして君と君のお父さんに似た筆跡が、 四角くて赤い印章で囲まれている。 ゼータ、ゼータ......


現代詩
作成日時 2021-09-20

信頼

 yasu.na
 6   1079.2   4   1 

教授と僕は電車に乗っていた 「君は翻訳をやりたいのか」 「いえ、どちらかと言うと、創作を」 「うん、創作はちょっと難しい」 僕はその時大学一年生だった 一人暮らしを始めて最初の冬を迎えようとしていた 専攻は二年になる時に分かれることになっていた......


現代詩
作成日時 2021-09-28

 湯煙
 10   1527.4   1   1 

   月の下に生まれた    顔の中の赤星  眩い月の光  おまえの  眠れない  ひとつの夜 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-21

幸福な食卓

 ロカ
 14   1501.9   1   0 

将来はきっと温かい ごはんがおれを待っていて 赤ワインにビーフシチューなんて そんなことを思ったりもした こんなんでいいんだろうか そんなわけないじゃんか でもどうしようもない 将来はきっと可愛い ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-24

宇宙旅行

 まさ
 6   1181.1   1   1 

目をつぶった時に見えるもの それが宇宙 光ひとつない世界で どこからともなく漂ってくるもの これからのこと 過去のこと 他人のこと それが星くずやガス それらをただ眺めては見送り ぱっと目をあけた時に見えるもの それが地球 光にあふれた世......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-09-06
投稿作品数: 242