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遺灰
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遺灰 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1503.0
お気に入り数: 1
投票数 : 7
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-15
コメント日時 2025-01-14
項目 | 全期間(2025/01/18現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
再考、ですか。漢字を使って縦書きにするとだいぶ印象変わりますよね。真剣さ、心が詰まっている、背景が読みてそれぞれに感じられるのではないでしょうか。
1最後の二行がホロリとさせられますね。 これも人徳というものでしょうか。
0産まれて学校に行って働いてタヒぬー或るロックスター(親しいようでいてそんなに親しくはない)がユーチューブの小さい画面の中で窮屈そーに歌ってました。僕もそのとーりだと思いました。 >仕事ばかりの人生なら >人間が腐っていく一方だよ >どうして >こんなに生きるのが苦しい 4年前の僕やん!僕やん!僕やん!肘まで膝まで腐っていたお >女を苦労させてはいけない >男は苦労しないといけない あーあ眞反対を爆走してきました。今でもです。 ジェット機の音は枕の中に染み込んでいるのか…響くんだよねー
0明るい未来の為に耕す者と、明るい未来が放り投げられるのを口を開け待つ者のどちらが偉大なのか。 どれほどフェミニストとミソジニーの口論が溝を広げようと、孕む者と孕まない者の間は歴然。 悲しみと苦しみを眺めているだけでは何も始まらないと、改めて感じる詩でした。
0不条理と真理、古き良き時代と荒廃していく未来、そんなものが織り交ざっていて、なぜ人はわかっている(はずの)幸せに辿りつけないのだろうという永遠の問いみたいなものを感じさせられた作品でした。(哲学的な作品なのかな…) 個人的に、 >人間が >一番汚いから >次は魔族に生まれますように >(やっぱりフルーツ食べると >おちつくよね) 強く同意!
0おまるたろうさんの真面目な詩を読むと、おまるたろうさんに触れたような気持になります。 わたし自身は人間でしかなくて人間が一番汚いとは思いませんし、苦労というか大変なことがあってもそれはそれで仕方ないじゃんと思うタイプ(淡白であまり深く考えないタイプ)なのですが、このような作品を読むと深いものが横たわっていることを感じます。 この作品で、おまるたろうさんがどこまで本気で書いているのかが気になってしまうわたしでした。もっとしっかり作品そのものを読め!というのはそのとおりだと思うのですが、やはりおまるたろうさんの振れ幅が気になってしまう未熟なわたしです。
0年齢が近いということもあり、好敵手として意識し始めました。 おまるさんは私と近い年齢でありながら古典を学んでいるのかあ。私の同年代古典への造詣深い人本当いないですよ。 色んな自分を見せていく中で、こういう詩もあってどれが明確なおまるさんか分からない。そういうところもなんでもありな時代の犠牲者としての世代として近いものを感じる。 今年の一年をこの内容で括るところが今の時勢として相応しい感じがする。 来年は年明けから、日本は喪中ムードでおめでとうが二度と言えない国になっていく気がしてるのです。どこまで狂っていく日本を正しく書けるかみたいので作家の力の見せ所だと思ってます。伝承する語り部としてのナレーション魂を発揮出来るのは古典派の方が強いと思う。来年以降は私の時代だと思ってますが、おまる氏も中々強そうです。末文は、男のダンディズムとしてそういう言葉を寄せるのはわかるけれど、これに対し女性はどう思うんだろう? 女だって苦労しないといけない。そう思うかも知れない。女性の自立と言われているけれど、女性はお産の苦しみに耐えるのだからという理屈や、人体構造社会構造的な観点から、そういう意見を述べるのはわかるのです。しかし現代女性は子供を産む役目も、性交渉も拒否し、あまりにも身勝手で我儘。それに対する不満も今後社会的に出てくる気がしますね。結局エロスがこれほど働かず、性交渉が上手くいかない時代になったのは、伝承によって物事を理解すると言うことが下手になっていき、知性的なセックスが社会から消えていったからだと思うのです。幼稚国民は来年以降悲惨な現状に気付き始めるでしょう。生き残れるのは感情に流されず物事を観察する力のあるもののみです。来年も楽しみにしています。
0米軍基地の近くに住んでいるのかもしれません。素饂飩を食べているような感じで、あっさり味の醤油味と言う感じでしょうか。人間ではなくて魔族と言う発想は、具体的な言及がなければ、あっさりしていると思いました。
0>女を苦労させてはいけない >男は苦労しないといけない 胸に突き刺さる言葉ですね……。私は女を苦労させ、悲しませてばかりで、自分の不甲斐なさにただただ痛感するばかりです。 >人間が >一番汚いから >次は魔族に生まれますように 人間の中にも、ビー玉のように美しい心の持ち主はいると信じています。ただ、絶滅危惧種でしょうね。少なくとも、生まれたばかりの赤ちゃんは誰もが清らかです。多くの人が社会の中で心をすり減らし、汚れてしまう中で、純粋な心を守り抜く人も存在します。 そんな人に出会うと、自分の心の汚れを痛感させられることもあります。 せめて作品と向き合う時だけでも、生まれたての赤ちゃんのような純粋な心を持ちたいと思います。実際はとても難しいことですがね……。 ともあれ、色々と感想を述べたくなる作品でした。
0名前のわりに真面目な詩を書きますね。おまるたろうさんを谷川俊太郎にしても通用するとおもいます。
0A・O・Iさん、ありがとうございます。 この作品は読み手の方で好きな具材をトッピングしてほしい「素うどん」のような作品だと考えています(エイクピアさんがステキな表現を使っていただいているので、お借りします)
0紅井ケイさん、ありがとうございます。 Bレビューでは、普段から試行錯誤しているので、いろいろ見せてーのコレということで、作者のペルソナのブレというのか、振れ幅というのか、読み手の抱く印象も、そのぶん変わってくるんだろうと思われます。 >最後の二行がホロリとさせられますね。 >これも人徳というものでしょうか。 そう仰って頂けるのは、素直に嬉しい。冥利に尽きます。
0三明十種さん、ありがとうございます。 若い頃になにかの本で「文学は老年の事業」という一節に触れたことがあって、妙に覚えているのですけれどね。だいぶ歳をとって、身に染みてきてますね。コロナ過以降、定年退職した高齢者がネットに大量に流入してきて、その多くが他人に嫌がらせすることでしか相手されないような、悲しい存在なのだけれども、こういう現象も「文学的」といえばそうなのかもしれない。今、決定的な転換点に立っていて、わたしたちの生、生への関心や認識も移り変わってきている。 本作、とある詩誌にのっけてもらうのですが、編集から頂いたリアクションはどこか淡白で、単体としてはやや「弱い」のかもしれないな、と。Bレビューでは、普段から試行錯誤しているので、いろいろ見せてーのコレということで、作者のペルソナのブレというのか、振れ幅というのか、読み手の抱く印象も、そのぶん変わってくるんだろうと思われます。常にゆらいでいたい。
0らりるれろさん、ありがとうございます。 ちょうどつい先日、生意気な人間について、ちょっとだけチャットGPTと議論していたのですよ。 なまいきなだけの人なら使い道がない。だけれどもそこに知性と爆発的な何かが加わると「青春」が成立する(←これ重要)という結論になりました。 だれもかれも、高邁な理想を口にはすれど、肚の底ではみんなセックス、セックス…セックスしたいだけ。フリードリヒ・ニーチェは、セックスする人・セックスできない人という、この単純な二元対立に中指をつき立てた。彼によれば、セックスはするものではなく、観察するもの、そっと覗き見るものであったという。 ワーグナーの妻は彼を「おしゃべりな狂人」と呼んで軽蔑したらしいが、わたしはそうは思いません(忘れることなかれ、彼は悲劇の神髄を究めた賢人である) ニーチェの真の友人はワーグナーでもヒトラーでもなく、千利休であったと、考えています。利休も、また「観察」派だっただろう(それも、茶室から)
1ronaさん、ありがとうございます。 わたしたちは、遥か昔、人々が捧げていた祈りの形をすっかり忘れていて、 それでもなお、祈る心だけはかろうじて受け継がれていた、それが、一世紀前の世代だった。 しかし、その祈りの心すら、今では忘却の彼方へと追いやられてしまった。... ronaさんのコメントを読んで、そんな思いが巡ってきました。 とりあげていただいた部分は、 おもいがけず書けたフレーズで気に入っていたので、そういって頂けて、うれしいです。
1佐々木春さん、ありがとうございます。 ものを書いていると、ときおり頭がバグってくるのか、 自分のバカさ加減皮剥き出しになってしまうときがあってですね。 気をぬくとすぐにサブカルやネット脳に堕してしまう。 もういい歳したおっさんだし、ちゃんと覚悟して勉強しないといけないんですけど、 ......いや、お恥ずかしい限り。 お叱り感謝です。
0万太郎さん、ありがとうございます。 まあ、この作品は横に置いとくとしても、笑 宗教の時代と理性の時代が、振り子のように揺り戻しながら繰り返し訪れる、、 そんな図式を提示したのはカントだったんだけど、 わたしも現代を、その視点から観察してますけどね。 どれだけリアルタイムで「ポリコレ棒」で叩かれても、 名作は「名誉ポリコレ」扱いで残るものは残る。 この話は、昔から変わらない。 少し前に「編集者ディドロ」という本を読んだのだけど、 百科事典ですら、当時は「ポリコレ棒」で叩きのめされ、 まともに出版すらできなかった時代があったという。 SNS見てたらわかると思うんだけど、 政治的な話って、みんな興奮するんですよ。 今は政治か、ゴシップかのクエリをとったら、インフルエンサーになれるんです。 チャットワークとAhrefsを使いこなしてね。 賢い奴らはそれをわかってやっている。 でも表現者は、よどほ慎重にものを言わないといけない。職業倫理みたいなものです。
1エイクピアさん、ありがとうございます。 相変わらずの感覚の鋭い読みですね。そう、この作品の肝は「あっさり」していることです。 「ま、いっか!」っていうニュアンス。この境地こそが詩意識に近似するのかなと。
0類さん、ありがとうございます。 うむ。 まあ、わらべの心は忘れないでいたいですね。 じゃなかったら、なんで詩ぃ書いてるのか、意味が分からない。笑 ちょっと横にそれるかもですけど、詩を書くっていうのは、 才能ではないのかもなって、おもうようになってきてます。
1たわしさん、ありがとうございます。 谷川俊太郎は、自由人?っつーのか。なぜか勝手にシンパシー感じてた部分はありますね。「なんでもおまんこ」とか、かなり影響を受けてますよ。92歳まで生きてたってことからして、あんまり詩作にも悩んでなかったんだろうなって感じます、、まあ彼は天才なんで、自分はその足元にも及びませんけど、そういう、生き方の部分は真似したいですね。
0オギャアと生まれたその日から人は苦しみを覚えるのかもしれない。 そんなことを考えさせてくれる詩ですね。
0秋乃 夕陽さん、ありがとうございます。 人生これすなわち苦っていいますね。人生という得体の知れないものを説明するのに「苦」という言葉を与えたお釈迦さまは偉い。ただ「苦」というが、これは苦しいというより、虚しいというニュアンスだとスマナサーラ師の本に書いてありました。 でもまあイメージできる。人生は苦だ。わたしには到底理解出来るものではない。理解しようとしなくなると、不思議と人生が楽になることもあります。
2おまるたろうさん、なるほどそうですね。 人生って「空」なのかもしれませんね。
0人生は苦労だらけです。でも、そこで輝くのです。
0秋乃 夕陽さん、「空」ですね。ナーガールジュナというインドの偉い思想家がこさえた、ややこしい概念です。ゴータマはじつは「空」なんてことは一言も言ってないのです。
1田中宏輔さん、ありがとうございます。 田中宏輔さんが言うと、言葉に重みがあります。
0おまるさん、なるほど。ゴータマ・シッダールタは「空」なんてことは一言も言ってなかったのですね。 勉強になりました。 ありがとうございます♪
0「オギャアとうまれた そのときに 死ぬことがきまっている わかってるよ そんなはなしは」 こんな連、4行は仏教的な話と言うか、宗教の世界で、違う言い方にパラフレーズされてあると思いますが、この連の直前のフルーツ食べると落ち着くと言う呟きが、詩行が、連が、詩の風采を決めていると思いました。魔族と言う発想も、ゲームやアニメとは違った発想から出て来て居るのかもしれません。
0エイクピアさん、ありがとうございます。 音もなく背後から射抜くエイクピア美学。やはり「魔族」というのが、微妙なワードで。ぱっとみ、ポエジーというにはあまりに通俗的。しかし通俗のすぐちかくに「大衆性」があるにちがいなく、そこらへんの綱渡りです。道なき道を行く。
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