作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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うつろな夏

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 4   1284.6   0   0 

蝉が鳴き、夏は盛りに、亡者となつたわたしには、この夏が、とわにまわると思われた。 うつろうつろに、地面を見やる、蝶の死骸に、蟻の群れ。 紫の、美しい羽、下卑た手々が、引きちぎる。 蝶は、舞のとき、細心に美を演出していたにちがいない。こと切れる......


現代詩
作成日時 2020-07-15

2020年-詩人追放

 鳴海幸子
 15   3274.8   1   0 

下駄箱の中には何もなく 完全な朝だったのに、それでぐしゃぐしゃ。 おれのおもちゃは消毒液のボトルくらいなもんだ。 学校の5年生になったら下駄箱の割り当てが変わったのだが、 5年2組4番の下駄箱には仔豚を模して四肢を伸ばしたゴムの 玩具が置いてあっ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-06-27

Cleanser

 ひいらぎ
 1   1323.4   0   0 

「雨雲を思うさま吹き飛ばして  (得られた景色を僕にも見せてよ  長過ぎる肯定までの道のり  長過ぎるその先 (...Frightened wizards said,) そうやって、 彼女が転生の祝詞を仕上げて出て行ってから キャラメイクは概......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-11

塩二帰ス

 玄関の人
 1   1113.1   0   0 

今日**絶えた 肺爆ぜる 狼煙の声 歯垢舐め 妄りが来る 今日**絶えた 草けむり 神経の告げ 祉有りし かの故郷 今日**絶えた ツノ枝繁り 森洗 ナザレより来訪 蓮の花 今日**絶えた 天(あま)駆けろ 聖火背に 妻逃げ......


現代詩
作成日時 2020-07-12

 あん
 3   1615.0   0   0 

星屑の夜空の 下で 結ばれ た 赤い糸 あなた が 私への歌 を 歌って みんなの歌 に なっていく 星屑の夜空の 下で 人は見えないものを見て 聞こえないものを聞く と 思った 星屑の夜空の 下で 赤い糸の音......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-06

雨粒

 高代 あさ
 1   1373.2   2   0 

雨を詠みまた雨を詠み雨になる梅雨という名のカフカの変身 椅子すらも見当たらぬぼくらわたしたち寂しき詩で編むノアの方舟 忘れたよ時の洗礼を引き受けたきみの祈りときれいな廃墟 うみのない夜風のまちの人々のうつつは水平線のないうみ とうめいになっても別に......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-07-12

名前だけくるくる踊っておおいかぶさる

 よびな
 2   1423.9   2   0 

名前だけくるくる踊って覆いかぶさる 僕の前の人は点数付きの名簿を持って 白い怒りを吐いている、蛍光灯みたいな べったりした光が照らして、顔に汗をかく 眩しさを恐れるのは獣であるが 果たして人は「獣よけ」を照らし続けるのであった 名前だけ......


現代詩
作成日時 2020-07-12

気配

 羽田恭
 4   1655.7   0   0 

僕が生まれて 40年近い時間が経つ その間 何があったのだろうか 同時に感じる数万の人の気配 コントローラー越しに伝わってくる 感情意思思考 僕は操られるまま その決断を下した心に触れた その心が幾度も 突如として消えた 数多くが 二度と感......


現代詩
作成日時 2020-06-24
投稿作品数: 8529