作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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4回目のあなた

 かずや
 5   1306.7   0   1 

女の人 綺麗な人 とても手にはおえない女 敵わない人 すごい人 そしてとても弱い人 丁寧な人 やさしい人 時々とても怖い人 強い人 泣かない人 時々涙を流す人 元気な人 懸命な人 時々だらしがない女 楽しい人 ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-11

コンテナキッズ

 みつき
 1   1024.1   0   0 

手の甲で触れる対人関係に嫌気が差した/リストカットにも飽き飽きしてリビングに刃物を持ち込んだ 人生 平均台の上を走り抜けた先は崖だった/海が荒れていたかどうか僕は知らない 死にたかった 助けてくれと呪った/誰を? わからないことはわからないとい......


現代詩
作成日時 2020-11-16

曲がり角

 ピム
 9   2060.4   2   6 

たとえばあの曲がり角を曲がればまた曲がり角が 何度行き来しても覚えられない何回そこには曲がり角が存在するのか 最初の曲がり角を一として次を二にするとじきに元の曲がり角に戻ることがあるそれはいくつめにあたるのかまったく見当がつかない 曲がり角を......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2020-11-13

 大井美弥子
 4   1199.6   1   0 

きみの身体の中にはたぶん蛇が詰め込まれている きょろきょろとよく動くかわいい黒目 通ってはいるけど平たい鼻筋 大きく開く唇、それから赤くて長い舌べろ きみの皮膚を切り開いたらそこには臓器なんてなくて かわりに蛇がたくさん住んでいるんだ 肋骨の隙......


現代詩
作成日時 2020-11-13

中層を漂う大気

 m.tasaki
 6   966.8   0   0 

中層を漂う大気は 浮かぶことなく 沈むことなく 逆転することなく 巡る季節の狭間に 移りつつあり 変わりつつありながら ごく僅かずつ動いて去りゆく 「時」に抗い「今」を顕す この大気の纏う薫りは 心に刻み込まれ 己が一部となりつつも ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-14

8月36515日

 ライ麦
 7   2217.4   0   1 

僕の体のどこかに東京と同じ大きさの穴があいている気がする......


現代詩
作成日時 2020-10-10

瀬戸内海眺望

 野良 ○弧
 2   1299.6   1   0 

空を見上げれば、散逸する雲の様な、 私の目を遮る、柔和な日を浴びる姿を、 独り戯れる幻像が、 空を歪ませる風を運んでいる、 全てが茜に染まる早さで、 生きて欲しいと、私に願っても、 世界はモノクロームに、 変移しているから、 思い遣る他人の姿を......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-11-12

さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋

 こうだたけみ
 12   2277.5   1   7 

親指と人差し指と中指で 支えるように持つのは 箸と鉛筆と歯ブラシと お道具箱のひきだしの中 噛み跡だらけにしたのはだあれ 初めて手にした六角形は 金色のトンボがついていた 削っていくといいにおい 鉛筆削りのひきだしを くずで開かなくしたの......


現代詩 縦書き 受賞作
作成日時 2020-10-28
投稿作品数: 8188