作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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ピアニシモ

 宝塚橋乃
 6   1491.2   2   1 

雲がようやく 陽をおおい キエフの門に さしかかる レースの白い カーテン 風にゆられて ゆっくりと おおきく 両手をひろげ つかむように 鍵盤をたたく アナトゥール ほんのすこし音が どうなさったの 歪んだところで かまわずに......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-02

びそあたーゃじす・続

 こうだたけみ
 2   1109.0   0   1 

                  ∞ シ ャ ツ        ∞ ワ            ∞ ン ピ |    ∞ ス 一 枚 でペラペラっと過ごせる季節が終わってしまった。それでもヘラヘラしてはいるし、フラフラしてもいるんだけ......


現代詩
作成日時 2020-12-08

 ネン
 3   1238.7   1   1 

洗練された死に様を求め 日々素早くなる野ねずみ達を 到底捕まえられなくなって そこら中に餓鬼が溢れている 最下層の反乱による大飢饉 誰も殺されない為に死んでいく 夢と希望にうなされながら 空っぽの腹を抱えてのたうつ王 そして世界は一人黄......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-07

落し物の二割は動物たちによって届けられている

 r
 9   1580.1   3   4 

市役所前じゃなくて 北見町三丁目で降りる そのほうが市役所に近い これは人々の常識 市役所前で降りた狸は 騙されたような顔で バスの行く方向 すなわち市役所へ 早歩きで進む なんとも言えない気持ち 西日を受けて 険しい表情 緊張のせいか......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-05

青夜

 ネン
 2   1299.3   1   1 

青く染まった夕闇の街に 冷たい雨が光っている 私は家を失った子ども 廃ビルの窓辺でそれを眺める 捨てられた城のような心は いつからか火も灯らない ひびだらけで崩れた壁に 突風だけが吹き付ける 可笑しくない時にも笑うので 誰も私を疑わな......


現代詩
作成日時 2020-12-04

覚えられなかったこと

 三浦果実
 8   1477.7   0   1 

眠りにつくことを覚えられなかったわたしは苦しむ。 苦しみ続けながら働くことは、覚えた。 高木儀三郎商店を曾祖父から代々営み継ぐ父と共に。 店前の路地、本下水道の入替工事の案内に共産党員(真人間)として 当たり前な抗議活動を起こす父。 税金の無駄遣いを......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-12-04

「聞こえてくるものの正体」

 アミアミ
 4   1211.8   0   1 

薄幸の三日月に裸体を表象の裸体を 晒すピエロの撞着は セピア色の貌に堕ちる 鏡面の酔狂へ 広場の大道芸人の ただ爛熟した その瞳に映る 纏いし佇みは 天球の渦の現象界の艶 枯葉は通りの視線の翳りに 後姿のmadameの風向きへと ......


現代詩
作成日時 2020-12-04

おむすびモグモグ

 つつみ
 7   1232.3   1   1 

わたしは4年2組の 森田くんが好きになった スポーツも勉強もできて カッコいいとこ、それと 何に対しても積極的に取り組む 彼と、仲良くなりなかった ぷにぷに… えっと、これは わたしのお腹のお肉です ぷにぷに…やだっ…やだ!このお肉 森......


現代詩
作成日時 2020-12-03
投稿作品数: 8527