作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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鳥の女

 植草四郎
 7   1345.3   0   3 

その女が 俺の耳たぶを噛む その感触は 歯のものではなく まるで嘴で この女はきっと 鳥なんだ と思う するといつの間にか俺は死んでいて 鳥の女は俺の体を啄んでいる 痛みはなく ただ魂の心地がする 透明な闇夜のような 鳥......


現代詩 動画
作成日時 2021-02-25

雪解け

 泊瀬
 0   959.6   0   0 

どこへいくのだろう きみは 陽だまりに脚を沈めて 春一番に身をゆだねて 産まれたての川の流れに連れていかれないで まだ独りでいたいんだ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-28

カタレプシー

 入間しゅか
 11   2047.2   1   2 

隣には誰も座らなかった 周囲には空席が満ち 空席を除けば全員集合だなって思う 空席の向こう側 薄暗くってよく見えないけど 友達の声がする 心配いらないよ なんとかなるよ 適当に答えるぼくは カタレプシー 友達の声が 遠くから呼びか......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-02-02

見ている。聞いている。

 右肩ヒサシ
 7   2528.9   1   0 

 本郷の団子坂であなたがはたと立ち止まるのは、遂に滅びの到来を知ったから。胸ポケットに挿したシャープペンシルで、そのことをメモ帳に書こうとしたら、消しゴム部分のプラスチックキャップが外れて落ちた。跳ね落ちていって、側溝を塞ぐコンクリートの板の隙間から、暗いとこ......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2021-01-11

砂上楼閣

 割れた日食
 1   838.0   0   0 

雪の冷たさにしのびこみ 正しくあるように拝む 寒さを解体し 出てきたのは青空と毛布だった 早足で通り過ぎてゆく人々の顔はかたく張りつき 目には何も映っていなかった 空虚であるからにはあたたかさを望むべきだと思う 手を差し伸べても払いのけるのが人情......


現代詩
作成日時 2021-02-27

目が覚めたら

 iyyo
 4   1083.2   0   0 

明るいけど今は何時だ カーテンを開けるのも面倒 きっと向こう側は別の世界かなんかだろう 僕は知らない あーあ そのまま天井の模様を眺めた 同じ模様が一つ、二つ… もう一度、目を閉じた 静かな湖 大きな湖に、僕は浮かんでいる 何処まで......


現代詩
作成日時 2021-02-26

すべてのことには意味がある

 たわし
 6   1159.0   1   1 

すべてのことには意味があるらしい。 そう知った太郎君は今日のできごとを辞書を引いて調べました。 寝坊 学校 遅刻 宿題 忘れる 反省文 テスト 意味不明 白紙 不良 ぶつ 痛い 下校 自動販売機 ジュース 買う しか......


現代詩
作成日時 2021-02-12

新生

 komochi
 4   1071.0   0   0 

ある日一つの影が、砂の中から起き上がる。 からからに乾いた命を持った 炎の人だ。 思うに彼は 砂の中ですでに燃えていたらしい。 彼が歩くと 熱い風が巻き起こる。 細々と残りし緑は枯れ オアシスの残り水も 白い蒸気と化した。 ......


現代詩
作成日時 2021-02-24
投稿作品数: 8528