作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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気分はもう胃洗浄

 紅井ケイ
 16   1122.8   1   2 

切っても別に意味はない 切ったも死ねるわけじゃない 切って切って切りまくって 切ってる瞬間だけ解放される 昨日も何気に深く切りたくなって 洗面器に半分くらい血が出ちゃって 手首血みどろスプラッター 結局二十針も縫うハメとなった 解離性人......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-15

只今の気分についての叙事的観察

 緒北くない
 1   476.1   0   0 

只今、あばら骨という枠組みからはみ出るような膨張を見せる心臓 緊急事態、もっとカルシウムを足らにゃいけません。 身体、思考するにはあまりに小さすぎる物体 重力に敗北感、また自主的意思決定なき脳髄がこの世界に誕生する 而して自由意志なき生に説明書を取り付......


現代詩
作成日時 2025-01-10

刹那

 類
 26   1414.3   1   3 

小鳥のさえずりは さえずりであることを忘れ 小鳥から耳を授かり 森のざわめきに恋をする 目も足も羽も嘴も すべてを託され さえずりは小鳥のようになり 魂までも吹き込まれる 消えた小鳥は誰からも忘れられた さえずりからも―― 生ま......


現代詩
作成日時 2024-12-13

荒野のおおかみ

 荒野のおおかみ
 0   324.7   0   0 

荒野のおおかみ 星降る夜空を眺めては 太古の記憶に思いを寄せる 血の滴る肉のにおいと こころを焦がす憎悪の炎 戻れない、戻れない もう戻れない なにもかも 約束された ぬるま湯の中からは ......


現代詩
作成日時 2025-01-22

 野口無口
 1   217.8   0   1 

高くそびえる鉱山の ただ頂を目指し藁をつかむ われ先にと進む足音 亡者の行進と気付かずに たどり着いたその場所は めまいがするほどの高さです ここまできた人々は 振り返ることなど致しません ふと横を見ると新たな山が ここではないなら行くしかな......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-22

MOTHER

 いお
 1   286.4   0   0 

知りたかったはずのストーリー 知らなかったままの本当は? いつまでも子供で、 いつからか大人で しんどかったなんて言えなくて 言いたかったのかもわからない か弱いか細いその手で守った 脆くて儚かったけど恐くなくて 拙いあやふやな言葉で伝......


現代詩
作成日時 2025-01-22

アイスキャンディー

 タイジュ
 1   346.6   1   0 

少し影が濃くなった 冬の夕暮れ 足早に過ぎゆく 日々にのまれ とまどうばかりの恋人たち 冬は冷たいね アイスキャンディー凍らせて 夏まで届けてやりたいね 声も届かない場所に 消えた過去は 波打ち際に散らばる泡みたく 朧げな輪郭だけを残し......


現代詩
作成日時 2024-12-29

ベルゼバブ。

 田中宏輔
 11   778.7   1   2 

 コーヒーを飲み終えられたベルゼバブさまは、机の上に置かれたアルコールランプを手元に引き寄せられると、指を鳴らして、火花を発して火を灯されました。すると、ベルゼバブさまの前に坐らされておりました老人が、ビクンッと躯をふるわせて、そのゆらゆらと揺れ動くアルコール......


現代詩 縦書き
作成日時 2025-01-01
投稿作品数: 8527