作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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逢魔の列車

 小瑠璃
 2   1230.6   0   0 

黄昏色の夢空を 逢魔の列車が走ります 大地に影を落とさずに 空気に音を残さずに 窓から灯りを漏らさずに そこに名残を残さずに 壊れたカメラと白黒テレビ とどめた時間の結晶も そこに色をうつさねば 何も残らぬ抜け殻か 錆びたポ......


現代詩 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2020-06-13

在処

 湯煙
 13   2325.1   1   0 

ふりしきり 牡丹雪 ふみつぶし 雪のこと バターや砂 小休止の記号  時計 飛び回る鳥たち 訳について 目盛りの隙間に 蜂鳥の逆巻く 海馬に一つの 浸した今日 川が流れている 梳いていたい 素潜りで 背泳......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-06-01

おとずれ

 るる
 2   1478.2   1   0 

夏は来ぬの唄が 口をついてでてきたのは 卯の花が咲く道を歩いていたから ホトトギス、早も来鳴きてのフレーズは うぐいすの音程に にているのね 二歳の子供が 遊びにきて 盲の母と折り紙をしてる 「赤い色鉛筆はどうれ」「これぇ」 「ほーね。......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-06-08

恐怖

 あきら@ちゃーこ
 2   1711.6   0   0 

毛並みの乱れたラグ こぼれたままのコーヒー ねちゃり、と掌を引き剥がす夕暮れ 殻を叩くくちばし 身動ぎする翼 光は赤く透けて ひび割れた爪先 ぎょろりと瞬きをする眼 火にかけられた白い磁器 奪ってしまう前に 叩き割ってしまえたら......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-06-01

雨の色(随筆)

 ほば
 9   1977.3   2   0 

 小学生のころ雨の町を描いてみようという授業があり僕は夕焼けの町に降る雨を描きました。これがまた安定の下手さ加減で電信柱は斜めにかしいでいるし、歩いている人は針金細工にボロ布をまとったみたいで、三角形の傘らしきものを肩や手から生やして歩いているという具合。それ......


縦書き
作成日時 2020-06-09

つよさ予報

 多宇加世
 16   3168.4   1   0 

えらいのは電子レンジであり 残り物ではない えらいのはコーヒーマシンであって コーヒーではない そういって えらさ つよさを 比較して 君は誰かを憎むけれど その誰かは 君自身ではないってことを願う つよい 風 綿毛 雨 肌あれ カモメ ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-05-22

遺構の見せる夢

 afterglow
 9   2617.9   0   5 

白いタイルの壁に埋められた 鈍い光を放つ小さな扉がある 横に伸びる銀色の取っ手が誘う  レバーを動かさないこと  赤いランプが点灯した時は    扉を開かないこと  一辺が28cmを超えるものを    投入しないこと 薄ら寒い文字に目を......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-05-09

内省

 あか
 1   1325.0   0   0 

白く丸い石が苔を生やすまで 愛は寄り添う 握った手は君との契り 深く腰掛け腕を組み  思えばあの時負った深い傷と こぼれた星のかけらの白さに孤独を認めて 太陽の眩しさすらも冷たい月日 体があつくなる 肌を撫でる風も美しい 永遠にそ......


現代詩 縦書き
作成日時 2020-05-18
投稿作品数: 3383