作品投稿掲示板 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


30日以内
24時間以内1週間以内30日以内90日以内1年以内すべて
最新コメント順
最新投稿順最新コメント順ポイント数順閲覧数順コメント多い順コメント少ない順
サムネイル形式
サムネイル形式ざっと読み形式

詳細設定を開く

こいしとこしえ

 トビラ
 0   1010.9   0   0 

薔薇をはぐ、背中を、はられたガラスフィル ムはもう、ひびだらけでしょ、替えの電池 だってもう、いらないでしょ、髪がながれる、 君の河だね、僕は遡上する魚で、たえまなく 泳ぐ、君の上流まで、ずっとこうしたいって、 思ってた、涙が夜をこえて、彼岸に到達す......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-29

〈ひらがな〉の降る朝

 わたしも
 5   2135.7   1   4 

才能あふれるあなたは 言葉の上で 詩のように たやすく回転する。 雨降りの 次の日の 〈ひらがな〉の降る朝の 微かな鼓動のように。 いつもアキラメ半分 手を振っている わたしは 何人もの人と別れた頃 たまたま 〈ひらがな〉が降る朝に あ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-13

遡る

 つらら
 1   987.7   0   1 

リフトと揺れる八枚のスキー板 横に並んだローファーと散らばったイチョウ 眩しさと暑さから逃げ込むコンビニ あいつらどうしてっかな 今はこの 潰れた桜を見ているけど あの時は 舞う桜を見ていた......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-25

平べったい器

 otonano_furi
 6   1444.1   2   2 

『おっとっ…』 また こぼしてしまった 一体 何度 繰り返せば  きみに 嫌な思いをさせなく 済むのだろう わかったこと と言えば  ぼくの器は 想像以上に 平べったい 『すまない』 さきに 謝っておこう 『おっ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-05

散歩

 まさ
 2   1373.2   2   0 

いつもの時間 いつもの服装で いつもの歩き方で 散歩をしていると 前方で老人の運転する車が 柔らかな日のあたる縁側で うとうとと眠りにつくように ゆっくりとブレーキをかけている 束の間の静寂の後 暗闇の中、一本のろうそくに火をともすように ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-13

2001年。

 ryinx
 7   2136.8   1   0 

窓の外では鳥の声が聴こえる 朝方に、うとうとしていると 雨粒の消えかかった路地裏の迷路が 窓の外で、 裏庭で 零れた水の 。 きえてゆく 最近、蝉の声を聴かない 聞こえるのは 電子音や、町内の午後5時を告げる時報で けれども遊ん......


画像 ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2021-04-19

寝室

 狂詩人
 1   954.5   1   0 

手招きをさらにトラックで轢き殺すと 実に大きな顎虫がやって来る 火口付近にセーターの安売られて バカは二つずつ分かちあう あ、顎虫 境内の肉体から延長してくる水脈 汚れたセーターの破片を喉越しで改め 以下、左利きの奴隷の音声記録…… 「......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-17

ぼくじゃない

 市井蒸発
 8   1764.5   2   2 

ぼくは こわれてしまった こわれてしまったぼくは  ぼくじゃない  ぼくじゃない ぼくじゃない人に なったぼくがぼくの かわりをやっているけれど  うまくいかない  うまくいかない こわれたぼくは ぼくのまねばかり ......


現代詩 縦書き
作成日時 2021-04-13
投稿作品数: 3357