作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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タイルのすきま

 てぬぐい
 2   942.9   0   0 

 こんなに広々とした世界の中で  どうしてそこに根を下ろしたのと  草原の真ん中には  どうしていかないのと  タイルの隙間から顔を出した  小さなタンポポに聞いてみた  「あなたもそうでしょ?」  立派なタテガミを風に靡かせていたのに  しわ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-30

ブラウンソース

 長谷川哲士
 2   869.6   0   0 

何処までも平べったい 広大な田園の真ん中に 柔らかく立つ一本の欅 もう間も無く夕べは暮れる 欅は空を突いているのだ もしや空とは宇宙の皮膚 さあ空が今真っ赤の鮮血 香油のように紅のべとり 宇宙痛かろうが今一瞬の辛抱 ほらもう真っ黒......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-11

停電したら

 中沢
 3   882.2   0   0 

停電したら 遠い昔の光がよく見える みんなも僕も目を奪われて 気づけば灯りは戻る 我に返ったように日常に戻る たった8時間の停電で終わる命があることを たった8分の動画で知った 先ほどの戦を生き延びた者の聲は 聞......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-03

火炎

 秋元ささき
 2   1016.4   1   1 

焚き火は燃え盛る 黒いどんぶりに盛られた星粒を 一つ残らず舐め取ろうとする気概をもちながら 天球と張り合っている なんて大それた目論見 息が詰まるほど素敵な 夜郎自大じゃないか そういう中に 羽虫が飛び込んでぱちぱちいう すばらしい合奏だ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-14

タイトルは思いつきませんでした。

 如月
 0   812.4   0   0 

月の見えない雨模様 涙で袖を濡らしてた 思い出だけの街並みを タタラを踏んで一人きり 酔いが覚めたら同じ夢 夢が醒めたら同じ夜 飽きて忘れた戯言の 続きの意味も聞けぬまま 淡々とした生活を 君は愛してくれるのか 酔いが覚めたら同......


ビーレビ杯不参加 縦書き
作成日時 2022-10-10

コスモス

 湖湖
 10   1332.1   0   3 

あの空き地に溢れ咲いたコスモスよ 夕暮れの繁茂と影絵に閉じ込められた若い女よ コスモスは少女の花 母が好きだった花 若い母は優しかった いつも口よりも体を動かして 一生懸命に掃除し料理し庭をしつらえた母 お金を入れない夫が不在の家で子供二......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-11

あなたのその なだらかなほうれい線に

 雪月統
 4   1205.7   0   1 

地理的に近い空間を生きている。 ただそれだけのことが、どうしてこんなにも 僕の心をあなたの日々へと近づけるんだろう。 唐突にあなたに切られた痛みは、いまやただ 僕に赦すということの持つ その気高さを享受させるためだけに在るかのよう。 この世界を......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-09-30

詩の日めくり 二〇一九年二月一日─三十一日

 田中宏輔
 3   699.1   0   0 

二〇一九年二月一日 「現代詩集」 集英社から出た『世界の文学』のシリーズ、第37巻の『現代詩集』は、まず学校の図書館で借りて読みました。のちのち、ネットの古書店で買いました。ウィドブロの『赤道儀』など、すばらしい詩篇がどっさり収録されていました。50......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-10-05
投稿作品数: 3357