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.357マグナム弾(ワォ)
ピム・ティンはガチガチに 勃起したペニスをエレナに 咥えさせる前に 気付けに一発、 自分の尻を叩いた すると彼のペニスから 勢いよく.357マグナム弾が 飛び出し 壁を貫いた ワォ。 そして ものはためし、と エレナの尻を叩いた するとエレナのビショビショ オマンチョから 毒ガスが噴き出した ワォ。 二人は急いで アパートの部屋を出て 酒場へ向かった ピムはなんとか勃起を維持したまま 酒場に入り 以前から気に入らないと 思っていた男たちを 射撃し 去り際にエレナの尻を 二発、おもいっきり叩いて 店を出た 裸で逃げる二人を 奇異な目で見る人間を 確認するや否や ピム・ティンは己の尻を 気持ちよく鳴らすのだった ワォ。 Bonus track(短歌二首) 尻叩き ティンポの先から 弾丸が 壁を突き抜け 君は喜ぶ 尻叩き マンチョの奥から 毒ガスが 部屋に拡がり 僕は喜ぶ
.357マグナム弾(ワォ) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2808.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 34
作成日時 2020-01-29
コメント日時 2020-02-08
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 3 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 11 | 11 |
エンタメ | 11 | 11 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 34 | 33 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.7 | 0.5 |
前衛性 | 0.5 | 0 |
可読性 | 1.8 | 1 |
エンタメ | 1.8 | 0.5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.3 | 0 |
構成 | 0.5 | 0 |
総合 | 5.7 | 4.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんとも下品だと思いました。それにしても、自分の尻を叩くのが行為の前でじつに良かった。下品だけど「ボーナストラック」とは粋だと思います。全部ブチ犯して最高!みたいな勢いがあるのは面白いと思いますが、個人的にはむしろ画像の方が好みです。
0絵が効いているね。
0このような詩が多くの人から詩と扱われ、広く普及して欲しいとイラマチオ!
0「ワォ。」が良い仕事してますね 活字での冗談ってなかなか難しいんですよ。内田春菊の言葉を借りれば「真顔の冗談になってしまう」 最初のほうで助詞「に」がいささか連続している以外は普通の文章だから、どれだけ突拍子のない内容でも「真顔の冗談」になってしまう。しかし「ワォ。」があることで詩中世界の空気が一気に整い、ヤバめの内容が滑ることなくしっかりと機能できるようになっている。
0詩の部分は、あらまあ、と思いながら読ませてしまうパワーがありました。ボーナストラックの短歌は下品で陳腐な感じを受けたので、正直ないほうがよかったし、「ワォ。」がものすごく効いていた分、この言葉で終わらせて欲しかったです。
0めちゃめちゃ下品だなあ、おそらく作者さんとは分かり合えないなあと思いながら読みましたが、なんだか憎めない詩ですよね。
0洒脱の一言に尽きますね。 一見、下品で猥雑な文ですが、こういうのが一番難しいと思います。匙加減とか。 素直に尊敬します。ワォ。
0いすきさん。 コメントありがとうございます。 ぼくも尻を叩いたのが行為の前であってホッとしております。 しかし、個人的には挿入中に同時に尻を叩くとどうなるのかが気になります。 非常に気になります。
05or6(ゴロちゃん。)さん。 コメントありがとうございます。 なんとなく絵を描いて貼っつけてみようと思い、引き出しを開けると、そこには去年行ったル・コルビュジエ展のポストカードとブーツィー・コリンズ特集号のベースマガジンがあったので、こりゃいいやとばかりにちゃちゃっと切り貼りして仕上げたのであります。
0カオティクルConverge!!貴音さん! 共に詩の生息区域を広げていきまんぐり返し!
0渡辺八畳 さん。 コメントありがとうございます。 たしかに「ワォ」に助けられた感じはあります。 それにしてもこの「ワォ」はどこからやってきたのか不思議です。 最初は「ワォ」なんていなかったんですよ。 もしかすると彼は、ブコウスキーの世界からぼくの詩にやってきて、ぼくの詩を盛り上げてくれたのかもしれません。
0舞浜さん。 コメントありがとうございます。 ぼくもボーナストラックは完全に蛇足だと思います。 でも、悪魔的な閃きが理性に勝てないことってあるじゃないですか。まさにそれです。
0茉莉花ちゃん 。 コメントありがとうございます。 下品ですよね… しかし、そんな茉莉花ちゃんに朗報です。 ぼくは先日、ガンジャ大好きブリブリ博士という詩を書きました。 ぼくがカフェテラスでレシートの裏に詩を書いてたら、その紙をブリブリ博士がぶん取って、それをペーパー代わりにブリブリ博士の持っている上質なはっぱを巻き巻きし、火を点けて、二人でい〜やんべ〜するといった内容です。 乞うご期待!!
0石碑さん! ワォ! ぼくはあなたのコメントのおかげで、めちゃんこラブリーな気分です! ありがとうございます!
0ボーナストラックがいらないかもというお話もありますが、僕は断然ボーナストラック推しです。 この詩の本編は、そのままでは「はぁ、俺は…俺は一体なにを読まされてるのだ……?」となってもおかしくない、かなりギリギリのバランスだと思います。しかしながらそこへサッとボーナストラックが現れることにより、「そうか、オレっちが読んでたのはリリック(歌詞)だったんだな!」という納得が発生します。もちろん実際にこれに音楽を感じるとかそういうことはありません。でもボーナストラックとは普通アルバムのオマケ曲のことをいうので、そのイメージに引っ張られて、さっきまで読んでいたものを歌詞めいた世界観で捉えなおすことになるのです。たとえその先に続くのが歌詞でもなんでもなかったにしても。 この一連の流れ、書かれたものを単に読ませるだけでなく、書かれたものに何かを見い出させる面白い仕組みが、この作品のパワーの一つだと思います。ボーナストラックという単語はそのためには欠かせない気がします。そうすると、画像はジャケットということになります。こうしたコラボによって、私達はちょっとヤバ気なアルバムを、ボランティアサークルとは名ばかりの怪しげな飲みサーにいる先輩から貰ったときみたいな、どうしようもないワクワクに包まれるのだと思います。
0なかなかに洒落た一品。なかなかこういうのはただ下品なのとの違いが出ないもんですが。自分には書けないし、いつも読みたいというもんでもないですがたまに馬鹿笑いしながら読みた区なりそうです。絵がいい
0ハチャメチャ感、スピード感が本当に画として想像できた詩でした! 下品なのかどうかは別にして、凄い詩だと思いました。
0いすきさん。 コメントありがとうございます。 ぼくとしては、へんてこアイデアをブリコラージュしただけなのですが、結果として、いすきさんの言う通り、ジャケット、本編、ボーナストラックのどれかに良さを見出させるみたいな非常にインチキ臭いつくりになってしまいました。
0帆場 蔵人さん。 コメントありがとうございます。 そうなんですよ!詩で馬鹿笑いしたって良いですよね⁉︎ 白状します。 ぼくはこの詩を作ったとき、けっこう長い時間ゲラゲラしてました。 まるでジョン・ウォーターズの映画を自分が作ったような、 とにかく一日中、機嫌が良かった気がします。 へんてこな映画だってへんてこな音楽だってたくさんあるのだからへんてこな詩だってたくさんあって良い。 そんな思いで作ったのかもしれません。
0赤橋さん。 ありがとうございます。 すんごく嬉しいです。 これからもハチャメチャに向かって精進致します。
0何というか上手く表現出来ない気持ち良さがある。
0こんばんは。いくつかコメントにもありますが洒落てるな、というのが第一印象でした。洒落てるというかうまい具合に漂白されている感じで、下品さは感じませんでした。軽みとテンポがいいのも合わせて抵抗なくサクサク読めます。但し「抵抗なく」読めてしまう作品というのは読み手の印象に残る期間を考えると短い場合もあるので危うさも含むかなと考えます。
0ミリウェイズさん。 コメントありがとうございます。 ぼくもこの詩が出来上がったとき、上手く表現できない気持ち良さを感じました。 なんというか非常に爽やかな気分になったのです。
0藤 一紀さん。 コメントありがとうございます。 確かに、あまり立ち止まって読ませる詩ではないですね。 もしかすると、この詩は印象に残るよりもその場でスカッとすることを望んでいるのかもしれませんね。
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