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湖歩行
湖に氷がはりました あつい氷です とてもとてもあつい氷です でもとうめいです 殉教者の信仰くらい あつくてとうめいです 黒く焼けた底がよくみえます 星がるうるうとほほえむ夜 とおいところまであるきました いまぼくは湖の上をあるいている
湖歩行 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2733.3
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 249
作成日時 2019-05-12
コメント日時 2019-06-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 68 | 62 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 65 | 63 |
エンタメ | 4 | 4 |
技巧 | 10 | 7 |
音韻 | 50 | 50 |
構成 | 52 | 51 |
総合ポイント | 249 | 237 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 8.5 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 8.1 | 1.5 |
エンタメ | 0.5 | 0 |
技巧 | 1.3 | 0 |
音韻 | 6.3 | 0 |
構成 | 6.5 | 0.5 |
総合 | 31.1 | 8 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
透明なイメージから始まって、それが殉教者や黒く焼けた底という言葉で夜のイメージまで辿り着くのとでも好きです…
0なにげに おかれた 星が るうるう、という表現に出会えて嬉しいです。ありがとう。
0佐々木さん、ありがとうございます。 拙詩に少しでも詩情を感じていただけたなら、とてもありがたいです。
0るるりらさん、ありがとうございます。 そこは自分なりに工夫してみたところなので、拾っていただき、こちらこそありがとうございます。
0同期発見! なんていうか、トビラさんの初期作からほぼ全作を知っている(であろう)身からしたら、どんどん表現力も、もしかしたら自身の祈りも、つまりいま何かとつ
0同期発見! なんていうか、トビラさんの初期作からほぼ全作を知っている(であろう)身からしたら、どんどん表現力が研ぎ澄まされて、もしかしたら自身の祈りも、つまりいま何か奇跡が起きているのだろうか、というような作者への好奇心もわいて。 黒く焼けた底、星の夜、奇跡がおこる。 いかいかさんからも多分好評価なはず(妄想)。 めちゃくちゃ気の抜けた作品を投稿していたので、トビラさんの進化具合をみて、ハッと気持ちが引き締まりました。く、悔しい。その自分への探究心半分くれ、自分に厳しすぎ真面目すぎるだろう(酷評?)。 いや、私も精進しますわ〜。 ご馳走さまでした。
0日常で奇跡とか、そういうのは全然ないですよ。ただ、平凡は非凡なり。平凡な毎日も、奇跡的なことなのかもしれません。 いかいかさんから、高評価もらえるかはわからないですけど、最近、いかいかさんの詩や批評を読んで学ばせてもらってます。 半分でいいですか。はい、どうぞ。でも、人からもらったものって、けっこうすぐなくなったりしますよね。(半分冗談) 僕は自分には甘いと思ってましたよ。だから、まさかそんな酷評(?)を受けるとは……。 お互い精進していきましょう。
0拝見しました。 何となくぼんやりと読んで、その言葉の面白さをそのまま楽しむタイプの作品とお見受けしました。そこに複雑な意味合いや、感情の繋がりはありませんが、美しい写真を見たような心地になれました。
0ふじりゅうさん、ありがとうございます。 美しいイメージを作れたようなら、それはそれで狙いが一つ成功したということなので、よかったです。
0ただの美しいイメージに終わっていない、と感じます。歩けるほど厚い氷のはる寒さのなかを歩いていく、状況はわからないがまさに殉教者の信仰があるように思う。そして歩けるとはいえやはり氷、いつなんどき割れ落ちるかわからない。氷の下は黒く焼けた底、それを見てなお歩けるのか、と試されているようだ。グッ、と凝縮された意思がある。 平仮名の使い方もいいですね。素晴らしい作品を読ませていただきました。
0短い中に筆者様の危うい生命感を感じることが出来ました。もっとこの路線で書き込まれた作品も読んでみたい気もしますが、この作品はこの長さでも充分だと思います。「殉教者の信仰くらいあつくてとうめい」という表現は良いですね。
0返事が遅くなり、申し訳ありません。 帆場蔵人さん、ありがとうございます。 たくさんお褒めの言葉をいただき、なんと返したらいいのか。 この詩は、自分にとって、新しい一歩を踏み出せたような気のするもので、その詩を評価していただき嬉しく思います。
0返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。 stereotype2085さん、ありがとうございます。 自分の中で、危うい生命観というのは考えていなかったので、その視点をいただけてありがたいです。 「殉教者の信仰くらいあつくてとうめい」という表現を気に入ってくださって、うれしいです。
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