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行かなくちゃいけない
ふと、聞こえた ぽつぽつ、と 耳を、そっと傾けながら 暗がりの、体育館 雨は、夜のためにあって 夜もまた、僕のためにあって 誰かの声が、響く それはきっと、僕を探す声 夜には、果てがあって その人は、ずっと僕を探している だから、行かなくちゃいけない 寂寞を帯びた懐古の日々から、発って
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行かなくちゃいけない ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1389.7
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-03-01
コメント日時 2025-03-24
項目 | 全期間(2025/04/10現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ふと井上陽水の傘がないの歌詞を思い浮かべたのですが、この詩では内容が合わないのかもしれません。果てがある夜、朝を迎える予定の夜。僕のためにある夜は宸襟としているのかもしれません。
1こんにちは。 私もたまに、誰か呼んでいる気がいたします。ですが、もうその声に応えることが不可能になってしまったので、 テイムラー隆ーさんは、声の主を突き止めてあげてください。 ありがとうございます。
1コメントありがとうございます! ……確かにそうだろうね。 上手いこときちんと伝わるように作れたみたいで安心した……。 ※僕の詩はかなり設計的であると同時に、たまにオリチャーをやるので詩の内容を読者に伝達することにに関しては不安定気味。
1コメントありがとうございます! まあ、僕の聞いた声って誰かが発したものというよりは、ただ僕の魂からそっと湧き出たものだろうけどね。
1まだ過去の思い出に浸りたい、それでも時は待ってくれない。時の流れの残酷さと決別の苦しさを美しい背景の中に上手く散りばめているなと感じました。
1コメントありがとうございます! ノスタルジー系のこの突き刺さるような美しさって本当に抒情詩に合うんだよね……
2こんにちは。 上がってきたので、この機会に。 「オリチャー」って、何ですのん? 『専門語 ググる気力も最早無し りつ』 という訳で、教えて下さいな。
1まあ、普通はRTA(ゲームの最短クリアを目指す競技みたいなもの。もはや人間離れしている)とかで使われる用語なんだよね。 何か想定外のことが起きて、本来のチャート(手順や順路)ができそうにないときに、アドリブでかますといった感じのもの。 僕の場合は 「うーん、ここまでは概ね設計通り。だけど……せや!こうしちゃえ!」 と結構アドリブをかますからね。詩作において。
1おはようございます。 納得しました。 アドリブ。とても楽しそうです。 ありがとうございます。
2読点の使い方、面白いですね。 「暗がりの、体育館」ここ、痺れました。
2雨は、夜のためにあって 夜もまた、僕のためにあって いいフレーズです。
1暗がりの、体育館 という表現がやたら瞳にのこります。 懐かしいような痛いような感触を思い出しました。
1夜の静寂に浸れる素敵な作品です。
1コメントありがとうございます! 実際、内在律がある程度違和感のないようにうまいこと点の位置を調整したから、それが上手くいったようで安心した……。
2コメントありがとうございます! これは次に書いた『都市』という詩にも応用されました。 実際、なんとなくこの構文って書いていて楽しい感じがあるんだよね。
1コメントありがとうございます! そう、その懐かしさと痛みとが僕の求めているノスタルジー性なんだ。 それが今回はうまくいったようで安心した……実際、作ってみると思ったような反応を引き出せないことはあるにはあるからね……。
1コメントありがとうございます! そう言っていただき、すごくありがたいです……!
1返詩 青い涙が夜を纏い 夜に沈んでゆく コーヒーに入れる角砂糖を ブランデーに浸し 燃やす 私を呼ぶ声が聴こえるような気がするが それは空耳なのだろう 懐かしいレコードを聴く 昴が輝いている
1返詩(推敲) 青い涙が夜を纏い 夜に沈んでゆく コーヒーに入れる角砂糖を ブランデーに浸し 燃やす 私を呼ぶ声が聴こえるような気がするが それは空耳なのだろう 風がただ泣き 窓を叩くので 懐かしいレコードを聴いている 頭上の昴が 落ちてくる 満ちて、 今
1どっちの返詩もいいけど、どことなく前者の方が僕は好みだと思ったのは、おそらく「昴が輝いている」という方がしっくり来たからかもしれない。 けれども後者の方がこの作品の終わり方に似てるのも事実なんだよな……。
1こんばんは。 じゃあ、ちゃんぽんしちゃいましょう。 青い涙が夜を纏い 夜に沈んでゆく コーヒーに入れる角砂糖を ブランデーに浸し 燃やす 私を呼ぶ声が聴こえるような気がするが それは空耳なのだろう 風がただ泣き 窓を叩くので 懐かしいレコードを聴いている 昴が耀いている 解き満ちて、 今
0僕が書いたバージョン 頬から零れ落ちた、紺碧の雫は そっと、夜を纏って、消えていった グラスを満たす琥珀色に 角砂糖をやさしく溶かしながら あの呼び声に耳を傾ける 空耳だと祈りたかった、あの魂を突き刺す声に 窓が、軋む あの遠い世界から来た、風を受けて 耳を塞ぐように 郷愁の旋律に、身を沈めたんだ 夜の果てを満たすのは ただプレアデスの鎖だけ
1おはようございます。 とても興味深く拝見致しました。 詩が情熱を纏っているのを、 「こうなるのか!」と、何だか新鮮に思いました。 ジャズセッションみたいですね。 またやりましょう! ありがとうございます。
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