行かなくちゃいけない - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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行かなくちゃいけない    

ふと、聞こえた ぽつぽつ、と 耳を、そっと傾けながら 暗がりの、体育館 雨は、夜のためにあって 夜もまた、僕のためにあって 誰かの声が、響く それはきっと、僕を探す声 夜には、果てがあって その人は、ずっと僕を探している だから、行かなくちゃいけない 寂寞を帯びた懐古の日々から、発って


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行かなくちゃいけない ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 23
P V 数 : 1389.7
お気に入り数: 0
投票数   : 2
ポイント数 : 0

作成日時 2025-03-01
コメント日時 2025-03-24
#現代詩
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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 エンタメ00
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構成00
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閲覧指数:1389.7
2025/04/10 13時37分04秒現在
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    作品に書かれた推薦文

行かなくちゃいけない コメントセクション

コメント数(23)
エイクピア
作品へ
(2025-03-01)

ふと井上陽水の傘がないの歌詞を思い浮かべたのですが、この詩では内容が合わないのかもしれません。果てがある夜、朝を迎える予定の夜。僕のためにある夜は宸襟としているのかもしれません。

1
レモン
レモン
作品へ
(2025-03-01)

こんにちは。 私もたまに、誰か呼んでいる気がいたします。ですが、もうその声に応えることが不可能になってしまったので、 テイムラー隆ーさんは、声の主を突き止めてあげてください。 ありがとうございます。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
エイクピアさんへ
(2025-03-01)

コメントありがとうございます! ……確かにそうだろうね。 上手いこときちんと伝わるように作れたみたいで安心した……。 ※僕の詩はかなり設計的であると同時に、たまにオリチャーをやるので詩の内容を読者に伝達することにに関しては不安定気味。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
レモンさんへ
(2025-03-01)

コメントありがとうございます! まあ、僕の聞いた声って誰かが発したものというよりは、ただ僕の魂からそっと湧き出たものだろうけどね。

1
田代ひなの
田代ひなの
作品へ
(2025-03-04)

まだ過去の思い出に浸りたい、それでも時は待ってくれない。時の流れの残酷さと決別の苦しさを美しい背景の中に上手く散りばめているなと感じました。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
田代ひなのさんへ
(2025-03-06)

コメントありがとうございます! ノスタルジー系のこの突き刺さるような美しさって本当に抒情詩に合うんだよね……

2
レモン
レモン
テイムラー隆一さんへ
(2025-03-06)

こんにちは。 上がってきたので、この機会に。 「オリチャー」って、何ですのん? 『専門語 ググる気力も最早無し りつ』 という訳で、教えて下さいな。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
レモンさんへ
(2025-03-06)

まあ、普通はRTA(ゲームの最短クリアを目指す競技みたいなもの。もはや人間離れしている)とかで使われる用語なんだよね。 何か想定外のことが起きて、本来のチャート(手順や順路)ができそうにないときに、アドリブでかますといった感じのもの。 僕の場合は 「うーん、ここまでは概ね設計通り。だけど……せや!こうしちゃえ!」 と結構アドリブをかますからね。詩作において。

1
レモン
レモン
テイムラー隆一さんへ
(2025-03-07)

おはようございます。 納得しました。 アドリブ。とても楽しそうです。 ありがとうございます。

2
かずや
かずや
作品へ
(2025-03-07)

読点の使い方、面白いですね。 「暗がりの、体育館」ここ、痺れました。

2
田中宏輔
田中宏輔
作品へ
(2025-03-08)

雨は、夜のためにあって 夜もまた、僕のためにあって いいフレーズです。

1
ぼんじゅーる
作品へ
(2025-03-08)

暗がりの、体育館 という表現がやたら瞳にのこります。 懐かしいような痛いような感触を思い出しました。

1
榮翆
榮翆
作品へ
(2025-03-10)

夜の静寂に浸れる素敵な作品です。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
かずやさんへ
(2025-03-11)

コメントありがとうございます! 実際、内在律がある程度違和感のないようにうまいこと点の位置を調整したから、それが上手くいったようで安心した……。

2
テイムラー隆一
テイムラー隆一
田中宏輔さんへ
(2025-03-11)

コメントありがとうございます! これは次に書いた『都市』という詩にも応用されました。 実際、なんとなくこの構文って書いていて楽しい感じがあるんだよね。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
ぼんじゅーるさんへ
(2025-03-11)

コメントありがとうございます! そう、その懐かしさと痛みとが僕の求めているノスタルジー性なんだ。 それが今回はうまくいったようで安心した……実際、作ってみると思ったような反応を引き出せないことはあるにはあるからね……。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
榮翆さんへ
(2025-03-11)

コメントありがとうございます! そう言っていただき、すごくありがたいです……!

1
レモン
レモン
テイムラー隆一さんへ
(2025-03-11)

返詩 青い涙が夜を纏い 夜に沈んでゆく コーヒーに入れる角砂糖を ブランデーに浸し 燃やす 私を呼ぶ声が聴こえるような気がするが それは空耳なのだろう 懐かしいレコードを聴く 昴が輝いている

1
レモン
レモン
テイムラー隆一さんへ
(2025-03-11)

返詩(推敲) 青い涙が夜を纏い 夜に沈んでゆく コーヒーに入れる角砂糖を ブランデーに浸し 燃やす 私を呼ぶ声が聴こえるような気がするが それは空耳なのだろう 風がただ泣き 窓を叩くので 懐かしいレコードを聴いている 頭上の昴が 落ちてくる 満ちて、         今

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
レモンさんへ
(2025-03-12)

どっちの返詩もいいけど、どことなく前者の方が僕は好みだと思ったのは、おそらく「昴が輝いている」という方がしっくり来たからかもしれない。 けれども後者の方がこの作品の終わり方に似てるのも事実なんだよな……。

1
レモン
レモン
テイムラー隆一さんへ
(2025-03-12)

こんばんは。 じゃあ、ちゃんぽんしちゃいましょう。 青い涙が夜を纏い 夜に沈んでゆく コーヒーに入れる角砂糖を ブランデーに浸し 燃やす 私を呼ぶ声が聴こえるような気がするが それは空耳なのだろう 風がただ泣き 窓を叩くので 懐かしいレコードを聴いている 昴が耀いている 解き満ちて、         今

0
テイムラー隆一
テイムラー隆一
レモンさんへ
(2025-03-24)

僕が書いたバージョン 頬から零れ落ちた、紺碧の雫は そっと、夜を纏って、消えていった グラスを満たす琥珀色に 角砂糖をやさしく溶かしながら あの呼び声に耳を傾ける 空耳だと祈りたかった、あの魂を突き刺す声に 窓が、軋む あの遠い世界から来た、風を受けて 耳を塞ぐように 郷愁の旋律に、身を沈めたんだ 夜の果てを満たすのは ただプレアデスの鎖だけ

1
レモン
レモン
テイムラー隆一さんへ
(2025-03-24)

おはようございます。 とても興味深く拝見致しました。 詩が情熱を纏っているのを、 「こうなるのか!」と、何だか新鮮に思いました。 ジャズセッションみたいですね。 またやりましょう! ありがとうございます。

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