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朱く
朱く ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 871.0
お気に入り数: 1
投票数 : 4
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-24
コメント日時 2025-02-02
項目 | 全期間(2025/02/25現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
かなりざっくりした印象での感想になっちゃうけれど……かなり硬い古典的な詩という感じがするんだよな、古銭好きさんの作品。 輝きを失ってはいないけれど緑色に錆びつつある感じもある硬貨というか……『痂色』とかって感じに日常的にはひらがなで表現しそうな部分をあえて漢字で書き記したり、『一八時頭』という感じのどこか見慣れない概念をやっぱり漢字で書いたり……。 そして『朱』。『赤』とか『紅』ではなく、『朱』って表現するのが明治~昭和前半のあえて古風さを前面に出した部類の近代詩の精神っぽいなって気がする。 ※僕のはまた別の近代詩の方面
1シュールな詩ですね。 「炭酸頭」「沸騰頭」「十八時頭」…… どれも知らない言葉ばかりで、数日劣等感に悩まされそうです。
1造語だけでも十分に意味を成していると思うのですが、その後の説明が加わることで、造語自体の難しさやイカれた印象が薄れている気がします。ただ、それが滑らかさを生んでいるとも言えますし、単に好みの問題かもしれません。詩全体からは淡々とした印象を受けますが、造語や説明が織り込まれ、テーマも明確に示されてはいるので、ひとつのこころみとして面白く読ませていただきました。いろいろ試されているのかなと感じますし、悩みながら丁寧に書き上げた、その想いが伝わってきます
1未完成なものをあえて無理やり仕上げたような趣があり、その粗さや不完全さに独特の味わいがあります。一方で、巧みさに欠ける部分も目立ち、全体として「面白いけれど、どこか不器用」といった印象を受けました。 特に気になったのは、妙にブツブツと途切れるような調子です。あえて意図的に間を作ることでリズムや緊張感を生むこともできますが、今回はその効果が十分に発揮されているとは言い難いです。あと体言止めも、、まあ、使い方によります(文に勢いがつくこともあるので)が、今回はあまりハマってないと思いましたね。 一自分の感覚や思い込みに固執せず、もっと周囲の環境や現実を観察してみるのも良いかもしれないですね。アフォーダンス理論みたいな話ですけど、「自分の内面」だけでなく、「自分の周りにあるもの」を素直に見つめ、それをありのままに描写するような視点を取り入れることで、新たな表現の可能性が広がるように思います。
1お久しぶりです! 確かに今回は特に古風感がでているかもしれません! ありがとうございます!
0一応それらは造語でして笑 効果があったのなら幸いです!! ありがとうございます!
0はい!絶賛まだまだ試行錯誤中です笑 想いが伝わったというのはなにより嬉しいです! ありがとうございます!
0リズムや作風に関する貴重なご意見ありがとうございます! リズムや技法に関してはこれから勉強を重ねてうまくつかえるようになりたいです!! 確かに内面ばかりの詩が今までで多かったので、視野を広げます!
0面白かったです。古銭好きさんは独特な感性・感覚を持っているのでしょうね。 冒頭から「おっ」って思いました。あと情報量を詰め込み過ぎないところもいいなと思います。 ついついいろいろ書いてしまうのですが、短い分余韻も残るような気がします。 そして、おそらく自分で思っている以上にすでに独特なので、書き方は少し肩の力を抜いてみてもいいのかもしれないと思いました。
1たとえば僕は「金槌頭」ですねーあたりかまわず頭をうちつけて眉間から朱を噴き出してマッス!己れの描きたい不条理をdoするかなんスよねー僕も試行錯誤真っ只中ッス!
1了解です! 少し癖(?)をぬけるように頑張ります笑 ありがとうございます!
0金槌頭、いいですね!! やっぱり詩に想いを載せるのは必須ですね! ありがとうございます!
0良い詩です。 土が全部を飲み込んでくれればいい、と始まり、壮大な大地の脈動のようなものを想像しましたが、第二連から「頭」に焦点が当たる。 第二連のユニークな表現たちは誰もがどこかで経験したことがあるような、それでいてどこか誇張も入っている、頭の中の嫌な泥濘。 そして、目眩に耐えられなくなったなら、頭の中のその「朱」を土に垂らしてしまえばいい、と。ここからなんですが、頭の中の痛みって、案外私たちは気づけないのかもしれません。 悲鳴を上げていたり、危険信号を発していたとしても、ただ「もどかしい」、「なんだか眠れない」、「いたくなくて」、など鈍感に思ってしまう。だから、身体と意識がズレていき、こする手は「止まらない」。 その朱を外に出してみることで、やっと「ヒリヒリ」とした痛みを感じられる。 ここで、第一連と最終連を見比べると、第一連では少し自暴自棄のような、「むせかえる」苦しさがあるのに対して、最終連では鼻から楽に息が吸えているようで、生きる潮の香りを嗅げている。 ちょっと、良過ぎる詩ですね。感服しました。
1朱くと言うタイトル。「あかく」で「朱く」と変換できるとは初めて知ったような。「炭酸頭」「沸騰頭」「十八(ろく)頭」。辛みの朱。私の朱が解かると言う一行に、詩を盛り上げる要素が隠れて居ると思いました。
1「炭酸頭」「沸騰頭」「十八ろく時頭」、おそらくそれらの頭は実在する者に対する皮肉や批判。 これらを振り返りながら自分自身の「朱」も振り返りながら「生きている」ことを実感しているように感じました。
1お褒めにあずかり光栄です! ここまで深く読んでいただけて感激です(;ω;) ありがとうございます!
0あか というにもいろいろな あか がありますよね!! あか も200色あるのでしょうかね…?笑 ありがとうございます!
0とてもいい解釈ですね!! 生きてて苦痛をぜんぶ放出するのって容易じゃないですよね… ありがとうございます!
1こんな詩、はじめて見ました。
1新しい切り口から私は書けたでしょうか?! 気にいっていただけていたら幸いです! ありがとうございます!!
0確かに。 生きているうちに苦痛をぜんぶ放出するのは容易ではないですよね。 どれかマシなものを選べたら良いのですが。
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