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鈴の音と君のくれた記念日
星々が波一つない水面に照り映える 冷たく澄みきった世界 聞こえてきたのは鈴の音 その音に耳を傾けると 不思議と君のいた日々を思い出す 記念日たちの集合体 君はどんなことでも記念日に仕立て上げる天才だった 僕が君の作ったサラダを美味しいといえば 7月6日がサラダ記念日になったように 今では君のための備忘録となった日 夜の果てに僕はそっと泣く 鈴の音がまだ世界に響いている 魂が沈むのは君のいた日々の残影 飲みきった缶コーヒーに とくとくと霜の海を注いで やさしく菫の花を挿した 鈴の音の消えゆく中で 星と共に瞬くは、君という名の有機交流電燈
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鈴の音と君のくれた記念日 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 948.4
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-23
コメント日時 2025-02-03
項目 | 全期間(2025/02/25現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
テイムラー隆一さんの作品の語り手は、いつも泣いてますね。鈴の音は耳鳴りか幻聴のようなものかなと思いました。
2コメントありがとうございます! ぶっちゃけこれに関しては僕の設計思想がある。 『涙は結構詩的だから泣かせよう。それで読者の気持ちにも訴えられるだろうし』ってもの。 もちろん僕がどちらかというと感傷的なのも大きいんだけれどね……。 鈴の音に関しては僕もそんな感じのイメージ。 あっ、他の読者の方々は自由に捉えていいよ(予防線) なんだったら僕の作ってきた詩のいくつかも作者の僕ですらあまりはっきりしてないのあるし。
0テイムラー隆一さんがなんとなく「伸びな」くなってしまった根本原因は、はっちゃけると、もうすでに、全然「いいヤツ」じゃないのがバレてしまってるので、そこらへんでなー、詩のペルソナと、本人のミスマッチというか、コンテンツ作りの基本のキというか、、うーん、なんて伝えればいいんだろうな。一言でいうと、こういうの書いても、誰も響かないんですよね。
0要するにマーケティングに完全に失敗してるのですよね。なんで、いったん別の路線というか、等身大のものを書いていった方がいいと思ったりもしますね。
0冷えた闇夜に鳴り響く鈴の音と「君」という名の有機交流電燈は作者を優しく瞬きながら微笑むのだろうか。
1まあ、作者というよりは読んでいる人、あるいは作中世界の「僕」に微笑むのかもしれない。
1星と共に瞬くは、君という名の有機交流電燈 賢治を思い出しました。
1テイムラー隆一さん、そうなんですね。 私の読みが甘くてすみません。 参考になりました。 ありがとうございます。
1大丈夫。普通に秋乃さんの解釈でもいいよ。むしろ悪くないね
1ありがとうございます。 安心いたしました。
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