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皮膚病の犬
皮膚病の犬が 皹割れた西瓜に鼻を突つ込んで 貪り喰らつていた 何かの内蔵を喰らつているのかと 二度見三度見したのだが 喰らつているのは 確かに西瓜の果肉のやうで 皮ごと顔ごと 赫い汁々はだらしなく垂れて 腹毛からふぐりまで到ル 背の疣々 首輪痕 蛭舌 犬という名前 womanwomanwomanwomanwoman ・ そして 私は畦道を引き返す 二度見三度見しながら 皮膚病の犬が いなかつた事にしようとしていた。
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皮膚病の犬 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 208.5
お気に入り数: 0
投票数 : 4
ポイント数 : 0
作成日時 2024-12-21
コメント日時 2024-12-21
項目 | 全期間(2024/12/22現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございますこんにちはこんばんは。皆さんの作品へのコメント数20を超えていたので投稿回数+1を行使させていただきますねー今年はこれが最後の投稿になりますねー今年11月からここB-REVIEWにお邪魔するよーになったのですが、毎回毎回非常に鮮烈な刺激を頂いております。ぼくが感じるに現在稼働している投稿掲示板で一番動きがあるのはここなんですよねー利用者の皆さんも適切なバランス感覚で利用されてるなーと。僕は今年の夏から約20年ぶりにWEB詩界隈に復帰したわけでして、伝説の文極を経験してないのですよねーんでもって初コメや初投稿の時はボコボコにされるんだろうなーされたらどうしようってかなりビビッておりました。(これから先には酷評・ボコボコにされることもあるかもしれませんがw)これからも空気読まずの頓珍漢コメントを入れていきますが、なまあたたかい目で見ててやってくださいませ。これから僕は市の健康診断に行って参ります。皆さんも風邪には気を付けてねーまた来年も引き続きお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。2024年2月21日土曜日朝 三明十種 miake tokusa
0すごいガツガツした皮膚病の犬が視界に見えるんだけど、いや、それがなんかめっちゃかっこいいっていうか、うまいよね。 手腕だ >womanwomanwomanwomanwoman ここですよね。そのまま現実の犬として見るか、比喩として見るか?と思いたくなるんですけど。なんかでもこの部分、言葉の意味はスルーしたくなるんですよね。なければ書ききっているなっていう上手さなので。でもココが必要がないかっていうとあるんですね、アクセントとして……読ませることに対してではなく、読み手を楽しませるための詩として、1度立ち止まって考えましょうみたいな、印象づけ。詩の面白さが生まれる瞬間だと思いましたね。
0一箇所誤表記ありましたので此所で訂正を…四行目にある「内蔵」ですが「内臓」ですねーしっかり校正したつもりなんですが、意味は通じるのですが意味合いが違ってくるのでね。内臓も体の中に内蔵されてるもんなのでかわんないけど、やっぱツキヘンの内臓のほーが良いかなー紙の本にするときは「内臓」に直しておきます。 早速感想コメントありがとうございました。ガツガツした皮膚病の犬イメージされたのであれば概ね成功かなーこれは僕の目指しているひとつでもあります。 >womanwomanwomanwomanwoman ここですかーここではひとつ犬に吠えてもらおうとゆーことで紆余曲折してこれになりましたよー声に出して読んだら吠えてるよーに聞こえたんでね。まあ楽しんでいただけたらなーって…
1あー吠え声か〜ダメだ〜また意味に囚われたwしてやられたっすね!より楽しめましたぁりがとう!
0三明さん、はじめまして。(十種って素敵な筆名ですね) この作品は〝本質への問い〟かな、と私は読みました。みすぼらしくそれでいながら生への貪欲さを持つ存在。wowanではなくwomanと記しているのだろうから犬は比喩だろうと思う。比喩というか、犬でも女性でも問いとしては変わらない。奥行きを持たせるための比喩かな。この部分、遊び心って大事なんだな(作品でも人生でも)、というお手本のようで上手いなぁと思いました。この部分がないとシリアス一辺倒に傾いちゃいますね。 醜さへの嫌悪、見なかった事にしようとする作中主体の本質まで描かれているのだけど、私は作者の意図も人間性も知る術はないから読み手は作中で自問自答するしかない。それがものすごく面白かったです。 余談ですが海外の動物レスキューではこういった皮膚疾患の野良犬が割といて、治療後は見違えるほど美しい犬になるんですよね。醜いからと人間から蔑まれていた視線が慈愛に満ちた目線に変わることで外見だけではなく内面も人懐こく愛らしく変化する。そういう変化を目の当たりにすると、その犬の本質は後者だったのだろうと思う。人間のホームレスだったらどうだろう?クズの成れの果てだろうか?それとも……ここまで書いて、この作品は〝人間〟を描いているのだろうと改めて思いました。人間の中にある(私自身の中にもある)目を背けたくなる〝醜さ〟…そんな事に思いを馳せることが出来た作品に出会えて感謝です。 年末、良い作品が目白押しのビーレビュー。いい書き手が揃っているなぁ。笑
0……凄すぎて、もはや言葉もありません。 (特に犬の吠え声のところとか) あとは皆さんとまったくの同意見です。 以上、現場からでした。 では、良いお年を!
0蛭舌というのは造語なのでしょうか。造語(?)も英語も「・」も、とても効果的で、ただただ感嘆しています。全行が絶妙なバランスで成立しています。読めて良かったです。
0性病に罹患しつつもなお劣情に支配される哀しい男の性、獣性を描いていますか。 グロくて退廃的でサブカル好きに刺さりそうです
0"(人間の)本質への問い"まぁそれっぽく謂えば何故詩という表現を選んだのか?何故詩を書いているのか?と何故何故なんですかねー何らかの本質に近づきたいとゆーか分かりたい分かりあいたい…決して哲学的にではないのです。決して論理的にではないのです。あの時のあれはいったいなんだったんだ?書き起こして表現かえて突き詰めてみれば削ってみればお茶らけてみれば”本質”に近づけるのではないのか?なーんて考えていたりいなかったり…僕の子供のころは町中にきったねえ野良犬が歩いてましたねー下校中追いかけられたりねーよく犬のうんち踏んでましたよー筆名の十種褒めていただきましてありがとうございます。詩法が十種類あればいいのですが、だましだましやってます。トクサって読むんだよー意味は後つけですが「三つの明かりに十粒の種」はじめましてですよねー誰かのコメント欄ですれ違ったことはあるやもしれませんね。これからもよろしく哀愁!ありがとうございました。
0ケイ紅井ちゃま!現場からですか現場は大事ですよねー現場でいろいろ感じたりしたほーがいいよねー犬の吠え声は決して中西圭三の「Woman」ではございません!どっちかとゆーと薬師丸ひろ子の「Woman “Wの悲劇”より」のほーです!いつもやさしくしてくれてありがとうね。やさしくしたおぼえないですね、ごめんなさい。来年もよろしく哀愁!こちら現場からは以上であります。まじありがとうございました。
0類さん!どーもです!modeです! >蛭舌というのは造語なのでしょうか。 うんそーそー、造語だねー無いのなら造ってしまえばええのです!やりすぎ注意ですがねー 全体のバランスも賭けっちゃ賭けになりますよねー偶然性おおきいですよねー語順入れ替えたり意識して行数語数調節することもあるけどねーインターネットが媒体だから短めのぱっと見はひとつの重要な要素なのかもねーなのです。
1>性病に罹患しつつもなお劣情に支配される哀しい男の性、獣性を描いていますか。 明言出来ませんが、僕の一貫してるテーマは「性(さが)」なのですねー今考えましたけど!また梅毒流行ってるみたいですねー疑わしいならすぐ泌尿器科ですよねーかわいい看護師に診察理由答えるのは一種のプレイでしたよー哀しい性ッス >グロくて退廃的でサブカル好きに刺さりそうです サブカル好きの大きなお友達に向けて書いてるところもあるけー嬉しいなー 感想コメントありがとうございました。これからもよろしく哀愁!
0↑↑↑ぺえ太さん宛て返信ですよーでは毎晩の日課の動画漁りに行ってまいります(°Д°)ゞ敬礼!!!
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