懐かしさを抱いて眠りにつこう - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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たそがれに たれかある さくらのかおりがする

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あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

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きょこち(久遠恭子)

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もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

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懐かしさを抱いて眠りにつこう    

夜、僕は僕の悲しみを見出した あるいは君の喜びを 慈雨の降り注ぐ夜明け前 僕はそっと息を吸う 星は菫を照らす あるいは菫は星のために咲いている かつての下校路の東屋 屋根でしとしとと音を立てるは 無色透明の水銀の駿雨 あの日々の彼方 夜の果てへの旅 君が差し出した缶コーヒーの温度 懐かしさを抱いて眠りにつこう 夕暮れ 空はそっと 青さの密度を 増していく 人生だけがさようならを意味するのだから 空っぽになった缶コーヒーに 一本の菫 そっと挿しました


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懐かしさを抱いて眠りにつこう ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 747.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2024-12-11
コメント日時 2024-12-21
#現代詩 #歌誌帆掲載応募
項目全期間(2024/12/22現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:747.2
2024/12/22 14時10分07秒現在
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    作品に書かれた推薦文

懐かしさを抱いて眠りにつこう コメントセクション

コメント数(12)
三明十種
作品へ
(2024-12-11)

>君が差し出した缶コーヒーの温度 きっとその缶コーヒーはUCCの細長いスチール缶でしょースゲー甘いやつね!ヤケドする温度よねー マジ懐かしさに気が狂うかと思う夜あるよねーないかな…ありがとうございました。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
三明十種さんへ
(2024-12-11)

コメントありがとうございます! あー……確かにあれはいい。ノスタルジック感あるし、デザインからして。 今まではBOSS系列の小さいやつでイメージして書いてたけれど、より郷愁感が増すじゃん。ありがとう! 懐かしさとかは風情があるから都合がいいんだよね、作品を設計するのに。

0
鷹枕可
作品へ
(2024-12-12)

此の度は、歌誌「帆」自由詩掲載欄へとご投稿を賜りまして、允に有り難うございます。 此処で、重要なお報せなのでございますが、 第四号始動期間に大幅な変更がございます。然るに、皆様に於かれましてもご傾聴を賜りますと嬉しく存じ上げます。 第四号用草稿に附きましては、来年秋季から冬季頃より始動、着手とのご意向へ遵いまして、募集をさせて頂きたく存じ上げます (つまり、当初予定より一箇年程猶予を置きましての募集と為ります)。 多くの皆様のご応募を賜りまして、允喜ばしく、感謝も頻りなのでございますが、投稿を為せれる地点にて、 上記の事情の斟酌の程を、何卒宜しくお願い申し上げます。 御作を、拝読させて頂きました。 モダン・現代的意識、風物の許に、叙情的なる「菫」の花が一種の化学反応を呈し、旧く新しい詩文となっていらっしゃられる。 文体は稍、甘やかではございますが、それは御作の作者様の詩風と致しまして、理解を致しました次第でございます。 手慣れていらっしゃいますので、卒無く、恙無く安心をして通読をさせて頂いてはおりますが、 一種「型」より逸脱し、脱却-破壊なされる様なダイナミズムが、若しや、必要なのではないしょうか、と感受を致しました。 従来の律、体裁に副いまして起草なされて行く事に、一つの限界を見出してしまいます様な心持が致します次第でございます。 抒情性の甘やかさは美質ともなりましょうが、其処に一つの苛酷性、冷徹な視座、完膚無きまでの残酷性が垣間見えますと、 一層奥深い、豊饒なる抒情詩と為り得るのではないでしょうか。 表現の振れ幅の只中にて、新しく御自身の詩を試みて下さいますならば、猶のこと美の際立ちました御作となられる事と存じ上げます。 ご研鑽の程を、期待致して居ります次第でございます。 それでは、復のご挑戦をお待ち申し上げております。 此の度は、ご応募ご投稿を賜り、允に有り難うございました。

1
らりるれろ
らりるれろ
作品へ
(2024-12-12)

懐かしく思うことは決別の合図。それでいて何故か暖かく朗らかな気分になる。本当に何故なのでしょうか?菫が切符となって記憶という名の宇宙を旅し、空っぽになった手の中の缶にすっぽりと収まる。雨も懐かしさと同じく二律背反の存在でしょう。美しくノスタルジアな気分になれる詩でした。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
鷹枕可さんへ
(2024-12-12)

コメントありがとうございます! ……困った。確かに一部の人から「伝統にこだわるのもいいけど、伝統の何が問題かって限りがあること」とも言われてたし、いい加減本棚から漁るのにも限界は来てる。蔵書数を増やせばあと十年は戦えるけど! でも、かといって苛酷性や残酷性をつけるとヒーリングとしての詩が終わる! でも鷹さんの言いたいこともなんかわかる! 困った!本当に困ったことになったぞ……!

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
らりるれろさんへ
(2024-12-12)

コメントありがとうございます! ノスタルジー自体が温かさと悲しさを持ち合わせてる二律背反的な存在だもんね……

1
作品へ
(2024-12-20)

連分けが多い印象を受けました。 >星は菫を照らす >あるいは菫は星のために咲いている この一行空けた詩句は、接合した方がより読みやすくなると思います。 例えば、  星は菫を照らし、  菫は星のために咲いている のように一連にまとめることで、リズムも良くなり、スムーズに読めるかと思います。 >君が差し出した缶コーヒーの温度 >懐かしさを抱いて眠りにつこう こちらも繋げた方が、よりわかりやすいと感じました。  君が差し出した缶コーヒーの温もりを胸に、  懐かしさを抱いて静かに眠りにつこう このようにすれば、文章の流れが滑らかになるでしょう。 ラストの部分について、少し気になりました。比喩であることは理解しています。理解していますが、飲み切れない極小量のコーヒーが残っている空き缶に菫を挿す行為に、個人的には詩情を感じにくいです。(菫だって空き缶の中から這い出したいことでしょう。)また、空き缶を置き捨てる行為自体も少し不快感を覚えます。(置き去られた空き缶だって語り手のポケットの中に飛び込みたいことでしょう。)さらに、それを語り手が美しい行動として自然に行っているように描かれている点が、少し違和感を感じさせました。 ラストを次のように変更してみてはいかがでしょうか?  空っぽになった缶コーヒーを  リサイクルの箱にそっと収め、  菫はその隣で風に揺れていた このように表現すれば、より自然で詩情も引き立つのではないかと思います。 また、どこかから借りてきたような表現が引っかかります。好きな気持ちは伝わりますが、もし他の作者の言葉を借りるのであれば、出典を明記することが礼儀だと思います。もちろん、悪意を感じるわけではありませんが、引用元を明記することは、作品の品格を守る意味でも重要です。他の言葉を借りなくても、この作品はもっと良いものになると思います。借りた言葉が消えても、印象が大きく変わることはないので、むしろ自分の言葉で綴る方が作品のためにもなると思います。 良い点についても触れさせていただきます。 「僕の悲しみ=菫」「君の喜び=星」という読み方ができ、とても美しいと思いました。そのため、 >星は菫を照らす >あるいは菫は星のために咲いている この二行は、まさに効果的な表現です。 ただ、僕の悲しみが菫であり、君の喜びを星と例えるのであれば、もう少しそれをわかりやすく伝えるために、繋げる言葉を入れたり、不要な部分を削ったりした方が、詩情がより引き立つと思います。 結局はテイムラー隆一さんの好みですので、あくまでご参考程度に留めていただければと思います。

0
テイムラー隆一
テイムラー隆一
類さんへ
(2024-12-20)

コメントありがとうございます! まあ、連分け多いというのはなんとなく僕も思ってた。 あと、そろそろ他の詩の言葉を借りるのも……。(「伝統に則る感じが強いけど、それ在庫あるからいつか尽きるぞ」的なことも言われてたし) ラストについてはちょっと考えておく。 そしてその二行は頑張った(えっへん) ……が、まだ精進できそう

1
エイクピア
作品へ
(2024-12-21)

昔文芸に星菫調というのがありました。乙女チックと言うのとはちょっと違うのかもしれません。この詩では眠りに付いたらどうなるかについての言及は、欠けていながら、示唆はしているのかもしれません。

2
テイムラー隆一さんへ
(2024-12-21)

ああ、なるほど……。星菫派のことですか。エイクピアさんのコメントを読み、気づきました。面白いですね。

1
テイムラー隆一
テイムラー隆一
エイクピアさんへ
(2024-12-21)

コメントありがとうございます! 実際、星菫調を基盤の一つに据えているからね、僕。 僕が読んできたのがそういう感じだったというのもあるし、僕にとっても書きやすいのもそうだし……。 なんたって綺麗な作品になりやすい。これが一番大きな理由。綺麗な詩というのを僕は好むし、ヒーリング(ストレスケア)にもいいし、読者も読みやすくなる。 これから毎日1946年の復讐を始めようぜ(謎の提案)

0
テイムラー隆一
テイムラー隆一
類さんへ
(2024-12-21)

星菫派の技法や精神は色々と僕にとって創作に役立つし、綺麗な作品を自給自足できるという点でもすごく都合がいいんだ。

1
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