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アンナプルナ
壁が安易に増えて アンナプルナを登って行くとしたら どうだろう 音を担っている牛も登って行く 無帽に驚く登山者は居るんだから 色が黄色いだけでペアルックと即断するべきではないだろう 先方の方がピクチャーや レターズが沢山描き込まれて 複雑系のようだ これではダーザインの詩を 読んだ後の夕暮れ アンナプルナで滑落する人は居なかった 居なかったのかもしれないと訂正するべきか 仮定の世界の夕暮れ 四千歩をちょっと超えるぐらいの 万歩計を持って 家にたどり着いた木曜日 母と姉がアルコールの飲みすぎで 死んで居た
アンナプルナ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 525.6
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-08-17
コメント日時 2024-09-26
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
わたしが渇望する非現実的な希求心と、気がつかないうちの肉親の死という現実的な乖離。これを見果てぬ頂上の夢想と俗世界に分けるとしたら私とは一体何処を彷徨っているのだろうか。~ダーザインの詩を読んだ後の夕暮れ~答えはなかった。笑。ダーザイン。この解釈には読み手の私も興味を惹かれる。
1このノリで登山はアンナプルナどころか谷川岳も無理でしょう笑
1なぜ「安易に」なのか。 「詩を/読んだ後の夕暮れ」という別時間がアンナプルナを閉じ込める。「居なかった」の登山の記録の壁、「仮定の世界」が指す想像であるところの壁、「家にたどり着いた」という、壁に内外を隔てられた境界性の強調があらわれる。その中にひとつの家の崩壊がある。ここに「安易に」という語が立って思えた。
1先のコメントに追記。 読もうとしてよかったです。
1メルモsアラガイsさんコメントを有難う御座います。ダーザイン氏への言及は唐突だったのかもしれません。詩の解釈は厳格であるべきでしょうから、実際の詩の中に安易な直接解釈は表出すべきではないでしょうが、示唆する事ならできると思ったのです。
0おまるたろうさんコメントを有難う御座います。ああ、実際の登山ですか。谷川岳は遭難者の多い山として有名なのですが、高さではアンナプルナの方が圧倒的に高い。詩においても、このチグハグ感が詩を書くモチベーションなのかもしれません。
0蕎麦屋の娘さんコメントを有難う御座います。「安易に」は主観的な印象だと思います、私自身の。最初の一行から、終わりまでで、「安易に」の必然性か感じていただけたのなら、詩作した甲斐がありました。
0蕎麦屋の娘さん再コメントを有難う御座います。ああ、そう言って頂ければ詩作した甲斐がありました。
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