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19歳の恋
人とは違う たとえ恋人であっても 俺とは違う わかったつもりでいても すぐにはすべてはわからない それに耐えられやしないのか だから恋の根を掘り返す 咲く前に摘もうとするのか 何が正しいのか 困らせていないか 話さなくならないか ただ心が開くのを待つだけ この辛さあの子にはわからない わかった気でいようと 俺は違う そんなつもりじゃなくても 君とは違う 気まずさを感じていても あの子にも俺はわからない それに耐えられやしないのか だからいつまでも満たされぬ 心を埋めようとするのか 嫌われていないか 傷つけていないか 離れていかないか 時間をかけて登ればいいんだ 俺は頂で待っているからさ どんな手を借りようと
19歳の恋 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 716.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2024-06-23
コメント日時 2024-06-28
項目 | 全期間(2024/11/23現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
若い恋人たちの全世界共通の普遍的な悩みなのでしょうかね。 夢想は 霧の中に去り すべての言葉は 忘れられ 薔薇色の光に 包まれた 空の藍色が よみがえる 激しい嵐は 過ぎ去り 通り雨も 降り止んだ 偉大なるもの 涙なきものを.....! 望み 信じて 待て (アレクサンドロ・ブローグ『詩学と生涯』より)
0新人さんですね、はじめまして。 私もまだまだ初学者ですが、何かシンさんの成長につながればと、少し考えたことを述べたいと思います。 「だから恋の根を掘り返す 咲く前に摘もうとするのか」 この詩で一番詩的だと感じたところで、かつあなたの隠れた言葉の力がちょこんと顔を出している表現です。一体どういうことか。ダラダラと書いていきます。 まず、聞いたことのない比喩だけど、ほどよい驚きをもたらして惹き付ける表現というのがあります。これは記憶に残ります。一方で、たとえば、シンさんは「心が開く」と書いていますが、これは結構使い古された表現です。聞いたことありますよね。他だと、「心を埋める」とかでしょうか。心にぽっかり穴が空く、なんてみんな言いますよね。 詩というのは、また他の創作でもそうですが、他人の言葉、思想をそのまま借りるだけの作品は埋もれていきます。あとは、「あなたのその感情、分かるようんうん」って一言で軽く達観視されるとどう思いますか? あまりいい気はしないと思います、強い想いで書いているほど。 あなただけの世界観を示して、掘り下げていってください。 そこで上の「恋」の表現について。私はあまり聞いたことのない比喩だと思いました。影響元はあったりしますか? 特に無ければあなたの潜在的な表現力の一つです。 「恋」は皆さん、穏やかだったり時には熱くなったりするイメージがありますが、こんなにも土まみれに掘り出されてくる「恋」を私は想像したことがありません。「恋」がミミズやらダンゴムシやらと一緒に眠っているわけです。「恋」が雨を吸って伸びたりしているのです。スコップで「恋の根」を掘り出したのかな。軍手越しに触る「恋の根」って、どんななんだろう、とか。 とても詩的なイメージの枝葉が広がってワクワクしてしまいます。 しかし、直後の行でみんながよく使う言葉に逃げて行ってしまった。「正しさ」とか。「辛さ」とか。勿体ない、しゅん…と、私は感じてしまいました。 長くなってしまいましたが、詩作時は、普段自分の周りにいる言葉たちが「僕のこと使って!」と蜜蜂のように飛んできます。そいつらを、君たちじゃ僕の心の微細を表せないだろ!他人も感動させられやしない!と追い払って、幻の言葉を探しに行くのが詩だと思います。あくまで、個人の一見解ですが。 難しいことですが、続けると何か起きます。 ぜひ、次回の作品も、期待しております。
0「19歳」だからさぞ色ボケ気味なやつがくるんだろうなと読んだら、 >時間をかけて登ればいいんだ 俺は頂で待っているからさ >どんな手を借りようと この結びはふつう出ません。波動拳が出ましたね。
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