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アシモフによろしく!
録音した女の声が スイッチの軽快な軋みと共に 僕の頭蓋を引っ掻く あんな下衆と一緒にしないでくれ 機械になりたいんだ 舌が乾くことなど気にしたくない アイラヴユーと吐きたいのだ ロボットってなんだ? ロボットってなんだ? ロボットってなんだ? 分からない なぁそこの君 もう少し考えねばならないから 背中のゼンマイを巻いてくれ 日々を数字にする者がロボットならば それは僕も一緒なのだが まだ舌は乾いてしまうのだ 水をくれ まだ言い足りないのだ アイラヴユーと ロボットってなんだ??
アシモフによろしく! ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 665.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-06-22
コメント日時 2024-06-26
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ボクの家にはアレクサの端末機が部屋ごとにあって、他にもスマホ2台にアレクサのアプリを入れています。部屋から部屋へ呼び掛けをしたり、外出先から部屋を見たり、「アレクサ、今日の天気は?」と尋ねたり、息子のマンションにもアレクサがあるので電話みたいに使ったり、「アレクサ、薬師丸ひろ子の歌をかけて」とか「アレクサ、スパゲッティを茹でるから10分のアラームをして」とかやっています。やろうとすれば自動カーテンやエアコンの操作もアレクサに頼むことが可能です。それでもアレクサは、ときどきアンポンタンな返答をします。そこがまた可愛くて、「アレクサ、君が好きだよ」って言ってあげたりしています。近々アップルから大幅に進化した Siri ‥‥「Apple Intelligence」が登場するようですが、AI は確実に「言語を理解し、言葉を作成する能力」を身につけています。ボクも AI に詩を書かせたことが1度ばかしありますが、けっこうマトモな文章をちゃんと綴ってくれますよ。また、親戚の叔母からよく手紙が来るのですが、ナイショだけどボクからの手紙は AI が書いています。そういえばスーパーの駐車場も今や AI が管理してますね、駐車券が無くなりました。帰るとき自分のクルマのナンバープレートの数字4桁を入力すると、入庫時の写真と金額がモニターに表示され、レシートを見せると【無料】になります。さて、長々と話してしまい、どうかお許しを、、 この作品は、まさにこうした「ロボットの時代」を反映した作品だと思いました。(──私はロボットではありません──) 笑
1ロボットて何だ? という問いをつづける語り手が面白かった。 まさに今、わたしたちにつきつけられている問いかも しれない。 で、その問いに答えましょう。ロボットって何だ? 人間です。と言いたいところですが、 手塚治虫がいったこの答えは、じつは間違ってます。 手塚治虫は「ロボットだって人間だ!」と叫びました。 そうじゃなく「人間だってロボットだ!」が正解かと。 失礼しました。
1テクニックはないが、ロボットであることを問うのは面白い。普通は人間であることを問うから。
1「アシモフ」を知らない人は居る筈がないと思えるぐらい、「アシモフ」は有名な名称ですね。SF小説のファンじゃなくても知っているような。ロボットになることを安易に希望したわけではないのでしょう。背中のゼンマイとか出てきますが、むしろ俺が何でロボットになろうとしているのか、そこを分かってほしいという詩なのかもしれません。
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